[12月25日]
クリスマスの朝、快晴マイナス20℃。家の中はちゃんと暖房が効いて寒さはそれほど感じません。子どもたちはツリーの下にプレゼントを見つけて大喜び。娘たちには羽根ペンや犬の専門書、バードハウス。息子にはミニチュアビリヤードセットとギネスブック。オットは私から日本酒の熱燗セットを受け取ってちょっと焦っているようです(いいんです。
ラテンじゃないんで、
気にしてません←何故強調?(^^;))
さて、昨日夜更かしして見たバレエのレビュー(?)です。
テレビでやっていたThe Motion Pictures(マシュー・ボーンのAMPとは別物らしい)の「
The Nutcracker(1986)」。シアトルの
パシフィック・ノースウェスト・バレエのもの。(今年の公演情報は
こちらにも)
全く知らなかったのですが、これはかなりユニークなくるみ割りでした。舞台ではあるのですが、最初から編集を前提としてあり、映像用の演出となっています。まず「くるみ割り人形」の姿からして従来のものとは違い、巨大な頭の一度見たら忘れない強烈なハリボテ。舞台の緞帳もこのハリボテの絵になっていて、その口が開くようになっているのです。
音楽のテンポもバレエ向きのゆっくりしたのではなく速い速い。振り付けもずいぶん違っていました。目にも止まらない動きの群舞です。雪の精や花のワルツのフォーメーションが斬新でした。プティパ版とは完全に違うのかな。
全体的にテクニック重視ではないらしく、そういった面では物足りないのですが、演出がすごい!
特に2幕の「お菓子の国」は強烈でした。いや、もう「お菓子の国」じゃないですけど。
最初のスペインの踊りこそノーマルだったんですが、次のアラビアで出てきたのは
鳥かごに入った鳥のソロダンサー。白い総タイツのお尻に派手な羽の尻尾がついたセクシーな衣装で踊ります。
中国の踊りはアジア風の衣装を付けた4人のダンサーが
ハリボテのライオンを引っ張り、トレパック(ロシアの踊り)は上半身を黒く塗ったアボリジニ風の踊り。…それを操るのは
巨大なターバンを巻いた怪しいドロッセルマイヤーおじさん。
全体的にダンサーの体格が良いのにもちょっと驚きました。確かにアメリカの(うちの地元あたりも)プロダンサーってちょっと「えっ?」という人もいるんですよね。そしてグラン・パ・ド・ドウ。イタリアンフェッテを決めるクララと、拍子抜けするほど見せ場のない王子。なんともびっくりのくるみでした。
でも衣装も雰囲気も私は結構好きです。
今日も再放送があるので録画しちゃいます(>▽<)。
クリスマスのご馳走は…?
実は…この期に及んで
ものもらいに罹ってしまった私、今日は料理どころか箸でごはんを食べるのもこうしてキーボードを打つのも不自由だらけなので、子どもたちにお任せということになりました。
らっきー残念です

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