KYO様の
ブリスベン暮らしでも話題になっていますが、この時期欧米(もちろん豪を含む)では寄付を募ることが多いようです。
ペットショップでも不運な動物たちのために寄付を募っていますし、もちろんスーパーマーケットにも同じようなシステムがあります。
そして子どもたちの
学校では?
サンクスギビングの時期には各クラスに担当の食品が振り分けられ、クラスごとに
イモの缶詰だの、チキンスープだの、ケーキミックスだのを集めて寄付する、というのは以前記事にしましたが。
今度のはちょっとおもしろい!
全校(ミドルスクールの7、8年生)でペニー(1セント銅貨=約1円)を集め、各クラスで集まったポイントを競い合います。そう。
金額ではなくて
ポイント、というところがミソ。
各ホームルームにこのペニーを集めるためのコンテナが置いてあるのですが、
ペニー以外のお金が入ったらその金額分のポイントが合計から引かれてしまうのです。ダイム(10セントコイン)が入ったら10ポイントマイナス、クォーター(25セントコイン)なら25ポイントマイナスとなるわけ。
つまりどういうことかというと
他のクラスのコンテナに大きい金額のコインなり札なりを入れて
妨害ができる!
その結果、
お金がどんどん溜まる!ちゃり〜ん(貯まるではなく、溜まる、ですねこの場合(笑))
このゲームのようなお金の集め方を考えた人は頭良いですね〜。1位のクラスにはピザパーティがプレゼントされるとのこと。別にピザなんていつでも食べられるだろう、と思ってしまうのは大人の悲しい性で、子どもというヤツはたとえそれがティーンネイジャーでも
「勝ち負けが絡むと目の色が変わる!」ものなんですねー。
この学校は大学のように一人一人時間割が違い、生徒たちはホームルーム以外はすべて、それぞれのスケジュールに従ってあちこちの教室を移動していきますから、他のクラスのコンテナに近づく機会はいくらでもあるわけです。
その日までの集計はランチタイムにカフェテリアでアナウンスされるそうですが、娘1号ブーのクラスは昨日まで300ポイントほどでトップを走っていたのに、
「昨日誰かが10ドル札を入れた(怒)!」ために1000ポイントも下がってしまい、今「マイナス700ポイント前後」だそうです。
ブーによれば
「絶対2位のクラスの仕業」とのこと。
「今度10ドル分のペニーを入れてやるぅ!」。
おいおい、その10ドルでピザ買えるだろー、なんて言ってはいけませんよ(^^;)、みなさん。目的はあくまでも寄付なので。
要領が良いのは3位をキープすることだそうで、1位2位のように狙われる心配もなく、最終日にラストスパートをかけるんだそうです。最終日は明日。
ちなみに娘2号、フーのクラスでは妨害工作に狙われないように、みんな各自集めたペニーをコンテナに入れず隠し持って最終日に全部投入することになっているとか(^^;)。まあよくもいろいろ頭を働かせるものです。
ブーもフーも目の色を変えてペニーを集めています。クラス担任の協力も大きいようで、某クラスでは担任の先生が20ドル分のペニーをわざわざ銀行で両替して持ってきたとか(笑)。
白熱する寄付金競争、結果はいかに?
#さて、今日は病院の日。代車でダウンタウンはちょっと気が進まないけれど、行ってきます!
ランキングたくさんの投票ありがとうございます。おかげさまで…→どらどら♪

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