HOPEは
[house broken]だと、レスキューセンターのボランティアの人が言っていました。これは「排泄をはじめとした家の中で必要なトレーニングが
できている」という意味です。私は犬に興味を持った頃、何度かこの記述に出会い、勝手に「この子はいたずらで家を壊すことがあるのね」と
勘違いしてました。
でもそれにしてはずいぶん頻繁に出てくるし、前後の文脈が誇らしげだったりするので、「?」と思い、調べてみて自分の勘違いに気づきました。
まったく英語のイディオムには日々泣かされています。
ともあれ、Hopeはトイレに行きたくなるとドアのところに言って人を振り返り、ちょっと片手でドアを掻く仕草をします。いや〜んラッシーみたい!(←ちがう)
ちなみにクッキーはドアのところで
騒ぐ。…とは言ってもクッキーの場合膀胱が巨大なのか、排泄は1日1回でも全然へっちゃらです。
Hopeには少し気をつけてあげないといけません。
太りすぎのせいなのか、半年前に死にかけたダメージからまだ立ち直っていないのか、歩くのも億劫そうで、段差にもつまづくことがあります。
庭に出てもゆっくりあたりを探検してまわっていたのですが、クッキーと私が追いかけっこを始めるとしばらくじっと見ていたHopeが走って私のところへ来たんです。
それは「走る」というにはちょっとおぼつかないヨタヨタとして走りだったのですが、走ろうとした!ということが大事です。
ところがその瞬間、何を勘違いしたか、クッキーが全速力で来て、Hopeの
行く手をふさいでしまいました。牧羊犬の血の名残で、ときどきこういうことがあるのです。でもね、クッキー、Hopeは
羊じゃないよ。羊とコリーの区別がつかないんじゃ、マズいんじゃない?時々
羊と人間の区別もつかないらしいけどね。
エナジーをもてあまして、友達と遊びたいクッキーはHopeが乗ってこないのでちょっとガッカリしているようです。なかなかむずかしいですねー。
懲りないクッキーは私に叱られたのにもう一度走ってきました。するとHopeが
吠えるじゃありませんか!彼女の声を聞いたのはこれが初めてです。
予想通り、高く細く、かすれた声。でも良い兆候です。その調子!

Hopeのよたよた走り

若く元気なクッキーの走りとはずいぶん違います

剃られた被毛がまだコートが十分に伸びていないHope

いつかクッキーみたいに美しくなるかな
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