ヤマタより愛を込めて
やまたの日常を虚実取り混ぜてお送りしています。
<やまたにもどる
2012/1/31
「『チルドレンオーバー』908」
読み切りおとな小説
もちろん初めてではなかったけれど、こうして間近で見る皆本のペニスは、グロテスクで触れるのに躊躇してしまう。
特に勃起していないときはそうだ。
なのに、それが皆本の身体の一部分だと思うと、なんだか可愛く思えてくるのが薫には自分ながら不思議だ。
スマートな外見とのギャップがそう感じさせるのだろうか。
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明石薫
皆本光一
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2012/1/30
「『チルドレンオーバー』907」
読み切りおとな小説
そのままスウェットのズボンを降ろそうとする薫に皆本を慌てた。
「薫っ、いきなり……っ」
ズボンをおさえようとする手を薫は押しのけた。
「いいから。じっとしてて」
それでも、下着を脱がせるときには一瞬その手が止まる。
「仕方ないな……」
皆本は小さくため息をついて、腰を浮かせて薫に協力してくれた。
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2012/1/29
「『チルドレンオーバー』906」
読み切りおとな小説
だから部屋に皆本が戻ってきたとき、薫は自分から抱きついていっていた。
「薫……? お、おいっ」
むっと、湯上がりの湿気。
その中に顔を埋めるように、頬を皆本の胸の下あたりに擦りつける。
そしてベッドへと引っ張った。
「ほら、そこに座って。はやく」
「ちょ……こら、薫」
ベッドの端に腰掛けた皆本の前に薫はひざまずいた。
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2012/1/28
「『チルドレンオーバー』905」
読み切りおとな小説
早く皆本に抱かれたい。
抱きしめられ、触れられ、キスされたい。
かっかと身体が火照ってくる。
まるでいじわるで焦らされているみたいだ。
「うう……早く……ぅ」
つぶやいて、次の瞬間薫の表情が曇った。
抱かれてもイケない自分を思い出したのだ。
それでも皆本が欲しい。
皆本に愛されたい。
葵や紫穂と同じく皆本に愛されるひとりでいたい。
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2012/1/27
「『チルドレンオーバー』904」
読み切りおとな小説
「…………」
ひとりになると途端にもやもやした気分が蘇ってきてしまう。
さっきイったばかりの部分がくすぐったくうずく。
つい手がそこに伸びそうになるけれど、さすがにいまはまずい。
皆本はすぐに戻ってくる。
けれど、そう思うとかえって時間の経つのが長く感じられる。
薫はベッドの端に腰掛けもじもじと身体を揺すった。
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2012/1/26
「『チルドレンオーバー』903」
読み切りおとな小説
「風邪引くだろ。ほら、冷たくなってる」
「う、うん」
思っていなかった皆本の反応に薫はどぎまぎとうなずいた。
「シャワー浴びてくるから、もう少し待ってろ」
「うん」
素直にうなずくしかない。
もっと対等の関係になりたいのに、どうしても大人と子供の関係が顔を出してくる。
「待ってるから」
薫は皆本を見送った。
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2012/1/25
「『チルドレンオーバー』902」
読み切りおとな小説
それでもなんとか濡れた指先でティッシュをつまんで引っ張り出した。
おかげで、皆本が部屋のドアを開けた時には、何事もなかったように出迎えることができたのだった。
「おかえり」
「こら、勝手にひとの部屋に入って。それにそんな格好で……」
皆本はすでに下着姿の薫に眉をしかめてみせた。
「この方が皆本がよろこぶかなあって……」
ふざけてみせる薫の肩を皆本が優しく抱いた。
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