ヤマタより愛を込めて
やまたの日常を虚実取り混ぜてお送りしています。
<やまたにもどる
2011/3/31
「『チルドレンオーバー』603」
読み切りおとな小説
けれどそれを恥ずかしいと感じる間もなく、皆本の手が次々彼女の快感を探り当てていく。
きつくまきつけたはずのタオルが、いつの間にか腰にまで落ちていた。
互いの裸の胸が触れ合う。
「ん……っ」
漏れた喘ぎがそのまま皆本に吸われていった。
幼い自慰しか経験したことのなかった少女の身体が唇から貪られていく。
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明石薫
皆本光一
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2011/3/30
「『チルドレンオーバー』602」
読み切りおとな小説
「はぁ……ん、ん……」
肩を抱き寄せた皆本の手が、剥き出しの薫の背中を撫でる。
触れられた部分が次々熱を帯びて少女の身体を灼いていく。
男の手の感触は、未経験の少女の想像を超えていた。
触れられるだけで身体の芯が痺れる。
気持ちいい。
沸騰する湯に身体が溶けていくような快感。
再び熱いうるみが性器を濡らしていく。
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2011/3/29
「『チルドレンオーバー』601」
読み切りおとな小説
恥じらう薫の反応に構わず、皆本は大股に歩み寄った。
すぐ隣に腰を下ろし、そのまま肩に手を回す。
「あ」
唇を寄せる。
薫が目を閉じる。
ふたりの唇が重なった。
「ん…………」
「んぅ…………」
互いに唇を擦り合うような口づけ。
今度は薫の方から唇を開いて皆本の舌を誘う。
皆本の舌が挿入ってくる。
背筋を走る甘い快感に薫の身体が震えた。
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2011/3/28
「『チルドレンオーバー』600」
読み切りおとな小説
仕方なく脱いだシャツで身体を拭き、下着だけ履き直す。
浴室を出た。まだ心臓は激しく高鳴っているが、さっきまでよりずっと落ち着いていた。
3人の寝室の扉を開ける。
常夜灯の赤みがかった弱い明かりの中、薫はベッドの端につくねんと腰掛けていた。
振り向く薫。
だがはっとなって顔を背けた。
隠しようもない皆本の隆起に気づいたからだ。
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2011/3/27
「『チルドレンオーバー』599」
読み切りおとな小説
勢いよく身体にぶつかるシャワーの飛沫が、皆本の勃起を叩く。
亀頭を震わせる刺激は、そこだけ別の主張をしているかのようだ。
自分が本当に望んでいるのはなんだ。
薫をどうしたいんだ。
「…………」
皆本は無言で歯を食いしばった。
シャワーを止める。
脱衣所へ戻る頃には、彼の気持ちは決まっていた。
「……あれ、タオルがない」
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2011/3/26
「『チルドレンオーバー』598」
読み切りおとな小説
「あたしのこと……好きっていってくれた……」
ここで薫とのセックスをやめることで、なにが守れるというのか。
モラル?
そんなものはとっくに捨てているはずの自分じゃないか。
もうひとりの自分が声高に言う。
葵とも紫穂とも交わしたものを薫とだけ交わさない理由があるのか?
シャワーのコックをひねる。
熱い湯が彼を打った。
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2011/3/25
「『チルドレンオーバー』597」
読み切りおとな小説
そんな皆本には、彼自身の中にある薫への思いの強さを自分で理解することができない。
激しい鼓動と、網膜に灼きついて離れない薫の素肌、そして収まらない勃起に。
そのことに自分が動揺しているらしいことを感じるだけだ。
同様が彼の決断を揺らがせる。やっぱりやめようか……。
いまなら引き返せるかも知れない。
けれど薫の声が胸に響く。
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