2007/2/28
【尻の快楽】
口と膣をいっぺんにゼロに求められるようになって、私は彼との行為で絶頂に達することができた。
その週はもう、何度イったかわからない。
自分が。覚醒しているのか、それとも眠って夢を見ているのか、それすらも判然としないまま、何度も何度もゼロを受け入れた。
最後には力尽きて動く力もなくなった私に、飢えた野犬のように挑んでくるゼロを見て、少しほほえましい気分になったほどだ。

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2007/2/27
【奉仕の悦び、たくさんのペニス】
毎日、何度でもゼロに求められる。
そうでないのは、自宅と、そして表の生活をしなければならない学校の中だけだったが、そこでも、もう私はゼロのこと以外は考えられなくなっていた。

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2007/2/26
【違ったペニス】
あるときからゼロは、自分の個室以外でも私を求めるようになった。
アジトの入り組んだ廊下でいきなり背後から抱きしめられた。
そしてそのまま、初めてのときのように性急に求められた。
廊下の壁に手をつかされて、そのままスパッツを引き下ろされ、ショーツは脱がさないまま貫かれた。

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2007/2/25
【始めての口唇奉仕】
口での行為を求められたのは、初めてのときからだいぶたってからだった。
その頃になると、ゼロの方もただ性急に私を求めるよりも、ゆっくり時間をかけて私の身体に触れるようになっていた。
あらためて言うまでもないが、私の方に否やはない。
ゼロの繊細な手に身体をゆだねながら、ほんの一瞬だけ、彼の恋人になった夢想に浸るのだ。
自ら身体をすり寄せる私を、彼は優しく横抱きにして、胸や脚の付け根を愛撫してくれた。

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2007/2/24
【自涜】
自慰、オナニーという行為を、私はそれまでほとんどしたことがなかった。
ブリタニアと戦うための日々で、そんなことに興味をもついとまもなかったのだ。
けれど、ゼロとのことがあって以来、私は急速に自分自身の身体……男に求められる女の身体に興味を持ち始めた。
ゼロの指に、あの硬く猛った部分に触れられた自分の場所を確かめるうち、それは確かに自慰と呼べる行為に発展していった。

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2007/2/23
【2度目の交接、求められる悦び】
私の中に残っていたゼロの射精のあと、という証拠はあったものの、私はそれが現実にあったことだとはなかなか信じられなかった。
重く残る痛みと、下腹部の異物感というさらなる証拠も、私を信じさせるのには不充分だった。
だって、まさかゼロが私を。
私なんかを……。
でもそうだとしたら。
ゼロが私を求めたのが本当にあったできごとだとしたら。
心が浮き立ってしまうのを、私は抑えることができなかった。

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2007/2/22
【求められての処女喪失】
初めて彼に求められたのは、アジトの彼の部屋でふたりきりになったときだ。
いつも孤高の彼に対して、〈黒の騎士団〉の仲間たちはどうしても距離がありがちだ。
私が彼をどれほど理解できているかはわからないが、できるだけ彼と、仲間たちの距離を縮める、そんな役割を担えれば……。
そんな風に考えていたこともあって、私は可能な限り、彼の近くにいるようにしていた。
だから、必然、ゼロと私はふたりきりでいる場面が多くなり……そして、そのときがやってきた。

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