さてと...本日は娘の大学卒業式なんだが、女子と言うのは衣装が大変だな。入学式の時は夫婦で行ったが、今は完ボケになった婆さんがいるからウチのヤツは留守番。私があちこち行って「衣装持ち」係。
娘はこの4年間自分のやりたいようにやってきたようだし、私もこれまでどおり「彼女がどこに行こうが何をしようが」干渉しなかった。彼女からキャンパスライフやゼミやサークルの話を聞いて「いやぁ〜うらやましいなぁ〜」と思ったり、親の目から見れば「大学ってのはこんなにヒマなのに、いいカネ取るじゃねぇ〜か!」とも思ったり、まぁ今まで私が経験した事がない「違う世界」にいたワケだが、明日からは単なる居候。一生涯続けられる仕事に就くのを狙って勉強は続けるようだが、それまではしっかりウチのヤツをサポートしてもらおう。まず手始めに「夜行性」を改善してもらおうかな?
ところで昨年末からお手伝いさせてもらっている「とりあえずバンド」...先の日曜日は、4月1日にニューポートで行われるライブに向けての音合わせ。今回も何せ出し物が多いので(全20曲!)いつものようにICレコーダー持ち込んで音合わせを記録しておいて、こうして家で入念に復習。演奏している最中は自分のプレイを客観的に聴く事は不可能だから、記録して聴き返すというのはとても大事だと思う。
今回も後から聴き返すと、反省点ばかり聴こえてきてイヤになる。イヤにはなるが、結局お客さんにもそう聴こえているんだから仕方ない。直すべき所は直して、きちんと仕上げなきゃ恥ずかしいしね。
こうして客観的に聴くと「ふ〜らふら迷いながら弾いている」ってのが良く解る。「芯」が定まっているのは数曲だけで、あとは周りの雰囲気を読みながら、ただ合わせているだけ・・・いかんいかん、次回までに何とかせにゃならんな。何せ「とりあえずバンド」のウリである「大人のミディアムスローなテンポ群」は、40年近いベースライフの中でも、あまり取り組んだ事がない。いや、はっきり言って「これまた全然違う世界」だからなぁ。ま、そんな事言い始めたら、Newportsだって同じか・・・テンポは真逆が多いけど。「遅い」っちゃぁ〜「遅い」で、「早い」っちゃぁ〜「早い」で、何事も勉強、勉強。
それにしてもバンマスの浅田さん、音楽的なフトコロが広いなぁ〜。古典的(?)な名曲って色んな人が様々にアレンジしてレパートリーにしてるけど、そのルーツだとか変遷とかの知識が実に豊富。
自分で録った音合わせの模様を聴きながら、「1発録りで良いから、良いマイクを立ててレコーディングしてみたい」とも・・・ま、そんな感じです「とりあえずバンド」