岩見沢市mpホールで開催された、Newportsのライブも無事終了。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。特にBeale Street Blues Bandで一緒の剛ちゃんなんか、確かに小樽よりは近いとは言うものの、わざわざ栗山町からお運びいただいた。いやぁ〜、感謝感謝っす。会場も非常に演奏し易い良いハコで、本格的な照明もあって雰囲気もグッド。小樽にも、こういうハコが欲しいなぁ〜。
Newportsでベースを弾く時は、いつも「勉強させてもらってる」って感じでね。サックスの奥野義典氏は、今更あえて言うまでもない。一緒にやればやるほど(って、まだ2回目だけど)「え?良いの?私のベースで?ウソ...マジ?」って感じ。よくぞまぁあれだけ吹き倒せるもんだわ...スゴいね、さすがです。でもやはりベーシストとしては、ドラムのChip Brownと共演できるのも嬉しい。奥野氏といいChipといい、やはりプロの人と一緒にやるのは感動するよ。まぁライブやってる最中に聴き惚れて酔ってしまって、自分がどこを弾いてんだか行方不明になってしまうのも考えもんだけどね(笑)
芸歴だけは長いから、過去色んなドラマーと組んで来たけど、彼は「ベストドラマー賞」だな。やっぱりね、持って備わったDNAで(彼はアフリカ系アメリカン)ドラムを叩いてる人は違うわ。身近で聴いてて、鳥肌が立つよ。他のメンバーは(もちろん、敬愛を込めて)「ウルサい」だの「やかましい」だの言ってるけど、私ゃ全然平気。そのへんに転がっている「やたら手数が多いだけ」のドラマーとは、ひと味ふた味み味くらい違うわ。彼のグルーブ感にインスパイアされて、私もつられて「全然リハと違う」ベースラインになっちゃう事もしばしば。パーカッションも上手いしね...いや〜農耕民族と狩猟民族のDNAの違い(?)を、まざまざと感じますわ。まぁとにかく、誰よりも間近で「奥野氏」「Chip」「宮木氏」「高島君」の素晴しいプレイをタダで聴けるのだから、Newportsは私にとって、まさに「ごっつあんです」だよ。
そうそう、前回ちょこっと触れてみた今回のライブの私の課題だけど、まぁ何とかクリアできたかな?シンコペーション一本やりで、延々とソロのループを弾いていると、どんどんハマっていくのを感じる。ドラムとピアノとの一体感がないと、とても弾けないけどね。今まで「3リズム」と言いつつ、ピアノが打楽器だという事を意識した事がなかったけど、ああいう曲をやると実感できるわ。いやいや...勉強になります、ホント。
ホールに備え付けのアンプがまた良いアンプでね。詳しくは後日触れる事があると思うけど、良い音で気持ち良くプレイできたのも良かった。今まで所属してきたのとは、全く違うジャンルのバンドだけど、だいぶ勝手が解ってきたし、チャンスがあればまた誘って欲しいね。次の課題は「周りの素晴しいプレイに酔わずに、平常心でベースを弾く事」かな?
リハん時に、前回触れた「妖しげなカキコ満載」の譜面を頼りに弾いていたら、「赤」が基調になった照明が当たったシーンがあってね。カキコ自体が赤いペンを使ってるから「サングラス」というフィルター通すと、カキコが消えちゃうんだよ!まるで、回答が赤い字で書いてある学習参考書状態!いやぁ〜なまらあせった(笑)
「本番の時、2ステージ目の最初の曲の照明は、赤を基調にしないでね」とワガママを言わせてもらっちゃった。本格的な照明を当ててくれるのは、弾いていて気持ち良いんだけどね...ごめんなさい、照明さん。
さぁ次はHOT&COOLで、6月26日(土)の「港街 Harlem Blues Night」だ!