いきなりいきまーす
「いじめ 14歳のMessage」/林 慧樹 著
えー…っとタイトルどうりです。
学校帰りに買って、今日読み始め、読み終わりました。
◇簡単に紹介◇
主人公・彗佳(すいか)(14)はクラスでいじめられていた千夏を助けようと、クラスのリーダー格であった陽子に「もうやめようよ」と恐る恐る発言。するとあっさりそれを受け入れた陽子に安堵を覚えたが、次の日から自分がいじめの駒となり、助けた千夏からもいじめられることになる。
ちょーう短いですね…。
こう言ったらなんですが、ベタな展開として主人公は自殺を図ろうと2階から飛び降ります。
その後どうなったかは読んでみてください。
◇感想◇
後半の半分から泣きっぱなしでした。
だって…ね。
こういうのは泣いてしまうもんじゃないですか。
この本を書いた時(1999年)、著者さんは14歳だったということもあってかとっても読みやすかったです。
どこまでかは分からないけど、実体験を元に書いたそうな。
女の子怖いわー……
男の子のいじめは暴力が激しいらしいけど、女の子のいじめは…暴力があるにしても、ほとんど暴言なんだろうな。
身体的というよりも、心に深く深くキズが残ってしまう。
…その時の気持ちっていうのは一生忘れられないんだろうなあと勝手ながら思う。
トモダチって素晴らしいね。
…最近トモダチの話多いけど、許してください。
旧友が恋しいんだよ。きっと。
一番最後に書いてあった言葉で
「人は愛し愛されるために生まれてくる」
ってあって、ほぉ〜って思った。
林さんすごいよ。
14歳でこんなに素晴らしいことを感じれるなんて。。。
ちょっとそれるんですが、この本を読んでふと思い出したARIAに出てくる言葉を…これで締めさせていただきます(何を伝えたかったかは分かりづらいですが;;)
―――不思議なもんだよな
嬉しいことってーのはすぐ慣れて
あたりまえになりがちなのに
嫌なことはたった一つ起こっただけでも
ものすごく重く感じてしまう
たぶん
人は自分自身で嫌なことを何倍も重くしているんだ

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