明日・・・というか
もう今日は、バレンタインデー。
週末、デパートの催事場は、
チョコを真剣に選ぶ女性達の熱気で、
暑いくらいでしたね。
薫々堂の二人は
チョコレート、大好き!!(食べるのが)
ですが、
お店では割とのんびりムード・・・?
ギフト用は、パッケージも含め
お菓子屋さん、チョコレート屋さんに任せて
薫々堂では、
午後のちょっと一息、の時間のための
お茶とともに楽しむチョコレート味の焼き菓子を
冬の間、時々(ごくまれに?)焼いています。
例えば、こちら。
画像が白っぽくなってしまいましたが
実物はもっと黒っぽい「ココナツ&チョコレート」。
薫々堂にしては珍しく、
アメリカっぽい?オーストラリアっぽい?ケーキ風。
どこが・・・?
それは、全体にもさもさギッシリココナツが入っているためです。
実はシェフは、
子供時代、パプア・ニューギニアで暮らしていたのですが
その頃、学校のお友達の誰かのお母さんが作ってくれたケーキに、
ココナツがたっぷり入っていたそうなのです。
その懐かしい味を、さらに洗練させ
日本人の舌にも邪魔にならない食感と
インパクトのある香りと味。
さらに、ベーキングパウダー等の化学的な膨張剤ではなく、
発酵の力で膨らませる、パン屋ならではの焼き菓子を目指して
シェフが作り上げた、オリジナルの製品です。
子供の頃の美味しかった記憶って、
意外と残っているものですよね。
薫々堂の小さなお客様たちの記憶に、
残るものを、作りたい。
きっと「お母さんの味」には、かなわないのだとしても。

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