薫々堂の電話は
厨房内にあり、
いつも店主かシェフのどちらがが出ています。
お店で電話が鳴っていると、
お客様もスタッフも落ち着かないから・・・
のことですが、
普段は製造ばかりで店頭に立つことがないわたし達には
お客様とお話しする貴重な機会でもあります。
大抵は、ご予約のお電話なのですが
たとえばこんな。
「パンの予約をお願いします。○○ですけど、先週の土曜日にも買った・・・なんだっけ」
「あっ!「いちぢくとくるみ」ですね!」

「あー、そっちではなくて、あのーちょっと長くて、フランスを代表するパンで・・・」
「ああ、長いフランスパンの、「バゲット」ですね!」

「いや、そんなには長くないんだけど」
「では、「ミニバゲット」・・・?」

「いや、なんかクリームが挟まっている・・・」
「あっ、「ミルクハース」ですか?小さなフランスパンのようなのにミルククリームが挟まっている・・・」

「あーーー思い出した!「クロワッサン」に挟まってるやつ、ある?」

「あーっ!なるほど!!」
答えは「
クロワッサン・ア・ラ・クレーム」でした!!
すごーーい、とんちが効いてませんか!?
こんな、なぞなぞめいたお電話も、ぜひぜひお待ちしています♪
・・・・っていうか、店主が外しすぎ!?

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