さてさて、このシーズン、すっかりアルザスづいている薫々堂。
マナラ、シュトーレン、タルト・フランベときて
お次のご紹介は、こちらです。

これを見て、
「あっ!ベラベッカ!?」
と叫んだ方は、かなりのアルザス通・・・もしくはスイーツ通??
店頭でも、先日、お客様に聞かれました。
あんまり、やってるところ、多くないですよね〜、と。
ベラベッカ、と言う名前だったり
ソイソン・フリュイという名前だったり
パン・オ・フリュイという名前だったり・・・
現地でも、色々です。
ベラベッカ、のつづりも色々でした。
ぎっしりのドライフルーツとナッツを
ほんの少しの生地でつないだだけのお菓子です。
スパイスやお酒の香りで
食感は、ちょっとグミのような?
ねちっとした感じ・・・
薄く切って食べたり、
小ぶりのものはかじったりします。
重そうですが(実際見た目の割りに重いです)
ほぼフルーツとナッツだけ
油脂も砂糖もあまり入らないので
意外と食べた後は重さを感じません。
生地も、発酵するもの(の古生地)だったり
しないものだったり・・・。
説明を聞けば聞くほど
よくわからなくありませんか・・・?
不思議なお菓子です。
見かけたら、ぜひお試しください!
薫々堂では「マンディアン」という名前です。
ベラベッカという名前は「洋梨のパン」という意味で
薫々堂のは、洋梨が入らないので
違う名前でやっています。
たぶん、開店1〜2年目の頃からやっているのですが
めったに出ない、幻のお菓子です・・・。

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