「料理王国」という雑誌があります。
一般の、特に大型でない書店にも並ぶ、
料理人にも、食通にも人気の雑誌です。
年に一度くらい、パンの特集号もあり、
薫々堂もちらっと、紹介されたことがあります。
まさにその、次の号で、編集長をはじめ、
スタッフが、すっかり辞めて、新しい雑誌を作ると聞きました。
書店で開いてみると、
編集長による
いつもよりも、長い長い、編集後記がありました。
その中に 書かれていたのは
取材を通して、
調理人や材料の生産者さん達の熱い想いを知り、
理解を深めるほど
単なる格付けやランキングに終わらない記事にしたいと思ってきた、
ということ。
薫々堂はほんの少し載っただけだったけれど
その取材のときでさえ、
その前に、ずいぶんたくさんのパン屋さんをあたった、
ということを、話の中でおっしゃっていました。
インターネットや雑誌などで、良さそう、と思っても
実際にパンを食べてみて、
そっとボツにしたようなことも多かったらしく、
ご苦労がしのばれました。
(そんな中、選んでくださって、ありがとうございました)
じぃん、、、と書店の片隅で胸を熱くしたのは昨年の秋。
この人は、料理人に負けないくらい、
熱い気持ちで 読者に伝えようとしてきた人なのだ・・・!と。
(生意気ですみません)
そして、いよいよ、新しい雑誌が創刊されることに・・・・!
「料理通信」というタイトルです。
今日は、その、創刊記念パーティに、お邪魔してきたのですが・・・
そのお話は、また次回。

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