2019/9/18

内閣改造に見る国民生活無視  

安倍内閣、千葉県の台風・大規模停電災害よりも「内閣改造」に血道を上げる。

停電?
すぐに復旧するだろう。

ぐらいの軽い認識。

対策本部も設置せず。

次の党役員人事、内閣人事、そして内閣支持率の行方が最優先。

見え見えの対応。

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タグ: 内閣改造

2019/9/18

リベラルは何故負け続けるのか  

(政治のベクトルは完全に野党共闘の深化の方向に向いている)

〇中島岳志氏は、カントを引用しながら統制的理念と構成的理念という理念の二重性について触れている。
@統制的理念とは絶対平和のようななかなか到達できない理想であり、大きな理念。平等を実現した共産主義社会も入るかもしれない。
A構成的理念とは、実現可能なマニフェスト、政策。
カントのなかでは@があるからこそそれへ到達するための1つ1つの構成的理念が成立する。

中島氏は、現実政治においては、@が違うからと言って共闘しないというのではなく、Aで一致して共闘することが大切であると主張する。
そしてまた、共産党には@とAの違いと関係を分かりやすく説明することが大切ではないかと提言している。

〇専修大学の岡田憲治氏は、そろそろ「綱領」と「公約」を区別せよと提言している。
なぜリベラルは敗け続けるのか」の著者であるが、共闘する自公に対して共闘できない野党、これが答え。その共闘できない原因は、「政策についての曖昧な認識」。

例えば、共産党とは政策が違うから一緒にできないと言ったりするが、その時の政策は綱領と公約をごっちゃにして論じている。

「野党は有権者の「分かれなければ勝てるのに!」という気持ちにそって、なおも共闘の工夫を模索せねばなるまい。そしてその障壁となっているこの「政策」という言葉の曖昧さに気がつくべきである。」と述べている。

「輝く理想の「綱領」と、「四年間でギリギリできそうな政策目標」を切り分けないと、我々はこの社会にある各々の組織とパワーを引き出すことができない。」

これを前提に共産党に対して「輝く栄光の綱領をきちんと維持したまま、(共闘を拒むあるいは躊躇する人たちをすら翻意させるほどの)「具体的かつ実現可能性のある四年間の工程表」を示さねばならない」と物申している。

https://www.huffingtonpost.jp/kenji-okada/opposition-fight-together_a_23264012/?fbclid=IwAR0QX1Ki5VZdU189ZXC8wi0amw0uo2n2V2Eh3F-6xd8bA10eqcASCzgvaBQ

(追伸)
岡田氏は、大学の先生だからそうなのかもしれませんが、若者言葉が理解できるという感じの人ですね。とても大切なことですね。
また、リベラルとはちょっと距離を置いていますね。だから見えるところがある。

(追伸2)岡田氏と似たようなスタンスで護憲派に注文を付けているのが、井上達夫氏。
井上達夫さんが言われている「正当性」と「正統性」の区別。正統性とは対立競合する勢力に等しく課される公正な政治的競争のルールのこと。
法の支配には、正にその正統性が要請される。
立憲主義は、法の支配の理念を憲法に具現化して統治権力を統制するもの。

従って、「立憲主義の破壊者」ということで安倍内閣を批判する「護憲派」が、自己にのみ都合の良い「正当性」を主張するならそれは二重基準を認めることになり、反対者をも拘束する「正統性」を自ら否定することになる。

例えば、憲法を変えずに閣議決定で(解釈だけで)集団的自衛権を認めたのは立憲主義の破壊だと主張するなら、自らも解釈改憲をしてはならない。
ところが、9条の原理主義的擁護論から行けば、非武装中立主義を主張しなければならないが、現実には(かつての)政府解釈の「個別的自衛権の範囲内だから9条2項の戦力には当たらない」という解釈改憲の立場に立っている、といった批判。

井上氏の主張はそう言われれば、それこそ原理的にはぐうの音も出ないのだが、現実の運動上はそれでは統一的な運動にならない。
ましてや、相手が相手だけに、相手の土俵に乗せられてしまうことになる。

そこで私たちのとるべき道は、井上氏の指摘を肝に銘じながら方便(戦術)の側面があるということを自覚しながら主張し、運動を進めるということではないか。

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2019/9/18

植草一秀氏の野党共闘論  

〇植草一秀氏の論考が面白い。
https://www.youtube.com/watch?v=cXhS7jp1e-Y
今の安倍政治は、一言で言えば「戦争と弱肉強食」。
これへの対抗軸は、「平和と共生」。

安倍政治を別の側面から言えば、1%の特権層(既得権益増)が99%を支配する体制。
議会制民主主義の社会でこれを実現するためには、「選挙」というハードルを越える必要がある。

この選挙における秘策が3つ。
@動員。3割の岩盤層を選挙に動員する。(1%の真の特権層が3割の利害関係層をコントロールしている。投票率を下げ50%を割り込ませることによって、選挙制度も相まって自公の25%の絶対得票率で7割の議席を占める)
A妨害。国民の関心を選挙から遠ざける。例:選挙前の芸能人のスキャンダル。北朝鮮のミサイル。
B分裂。野党間の抗争。A党における路線論争。
「共産党とも組む」か「共産党とは組まない」か

これを国民意識のコントロールの場面から支えるのが、「ツール5」
@洗脳−情報空間の支配。TV、新聞だけでなくWebの世界もニュースのプラットホームをヤフー、グーグル、ニフティ−などが握り、トップにはフジ産経グループ発のニュースが並ぶ。
A教育−覚える・従う教育。
B恐怖−人物破壊工作(冤罪)
C堕落
D買収

〇植草氏は、「オールジャパン平和と共生」の運動を進める。
政策的には@消費税廃止、A最低賃金1500円、B原発稼働ゼロが大きな柱。この点で「れいわ新撰組」と一致する。
今後はこの政策で大同団結することが大切。これで行けば共産党も共闘の相手として入ってくる。排除する理由はない。
いま、旧民主党グループが一緒になろうとしているが、ここが共産党とは手を組まないとなると、れいわ新選組が提示している政策は明確なので共産党とも手を組めるとなる。こうなると旧民主党グループと新しいグループが2つに割れてしまうことになる懸念も出てくる。
そこで旧民主党が政策を軸に2つにせっかく割れたのであれば、よりすっきりさせた方が良いと考える。政策を軸に大同団結する。
政策的には立憲民主党、れいわ、社会民主党、共産党が近いのでここが組んだ方が分かりやすいと思う。
分かりにくくしている背後の連合も「労働組合連合」と「御用組合連合」に分かれた方が良い。このように持論を述べている。
(対談相手の鳩山由紀夫氏も同意している)

〇市民と野党共闘をどう安定的により成熟させ政権交代まで持っていくのか。
植草氏の言う「すっきり型」で行くのか、小川淳也氏のいう「保守を包摂したリベラル新党(リベラル基軸)」が共産、れいわも束ねて大きなまとまりを作るのか。
野党共闘の流れからいけば、後者だろう。
それへの過程でれいわ、共産の連携強化が、旧民主勢力の統一と並行して進む可能性がある。

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