
春の林でひなたぼっこ中の
ヒメギフチョウ
ヤマザクラの咲く頃、明るい林の中でアゲハチョウを一回り小さくしたようなチョウチョに出会いました。氷河期の生き残りの生きもの、
ヒメギフチョウですね。
アゲハチョウと違って、羽やおなかにたくさんの毛が生えていて、毛皮を着こんでいるみたいでしょう?
黄色と黒のシマシマもようは、遠くからでもはっきりわかってすごく見つけやすそうなのですが、いざ林の中で捜してみると意外に見つけられなかったりします。
こんな風に枯れ枝や枯れ草の中にとまっていると、黄色い枯れ草の線や黒い日陰が作るシマシマもようにまぎれてしまうからなんです。