エコスタックって言葉、聞いたことあります?
あんまり聞かない言葉ですよねぇ.....
写真は、六道山公園ってとこにあるコナラ林なんですが、林の所々に日の光を入れて色んな生き物が暮らせるようにと、間伐した木の枝やら幹やらを、所々に積んで残しています。
こうしておくと、カミキリムシやらがわいたり色んな生き物たちの隠れ家や冬越しの場になったりするんですよ。
もちろん、カブトムシの幼虫なんかを食べに来るアナグマやタヌキ、カミキリムシなんかの幼虫目当てにやってくるキツツキの仲間たちのお食事処としても役に立っています。
ほんの何年か前までは、ほとんどの都市公園管理では、枝払いした小枝ばかりか落ち葉さえもがまるで産業廃棄物扱いだったのが主流だったなんてことを考えると、格段の進歩ですよね。
こっちの写真は、
ケルネル田圃とかがある
駒場野公園の林の中に積んである廃材です。
園内の伐採した木を積んでいるだけでなく、どこかから運んできた廃屋の柱なんかも積まれていますが、決して不法投棄ではありません。
汗
虫好きからすれば、小躍りするような採集スポットなんでしょうね。
でもね、お散歩してる人たちの目で見ると、何とも不気味で陰気な印象は否定できません。
「
ビオトープだからねぇ.....」とか
「自然に優しいんだってねぇ.....」とか、
道行く人たちに聞いてみると、そんな反応が返ってきます。
どう見ても不法投棄もどきの廃材の山ですが、
脇に立ててある看板が効果を発揮しているんですね。
う〜む、やっぱり
インタープリテーションは大事ですね。
でも、自分の家に庭でこう言うのをぜひって人もなかなかいなかったりします。
だって、下手をするとシロアリの巣窟にもなりかねないわけだし。
汚いし、陰気だし。
で、自然保護って、何だか小汚い暮らしを自然のためにとか言いながらやせ我慢することなんて印象を植え付けたりもしちゃったり。
汗汗汗
自然に優しい暮らしって、もっとオシャレで快適なものじゃいけないのかしらん?