先週の佐久平の様子です。
週末は荒れ模様との、この頃の天気予報。
全くあてになりませんね。
朝方ぱらっと来ただけで、たまには雨に濡れた花を撮ろうと思ったんだけれど、すぐに日が射したりで。
植え付け作業をしていても、予報通りの雨なんて期待できないので、とにかく散水のお願いだけはしっかりしておかないと.....。
前にも書いたかも知れないけど、天気予報で週末が雨になると予報される確率が、異常に高い。
A(^_^;
統計処理するまでもなく、異常な偏りぶりだと感じています。
事なかれ主義だか何だか知らないけれど、いい加減な予報をするくらいならナニも言わないで客観的データーだけ提供してくれた方がよっぽど親切なんじゃ?とか思う今日この頃です。
毎回のように「週末は雨」なんて言われて、空振り、いや「空降り」食らう方の身にもなって欲しいものです。
行楽地から営業妨害だって苦情が出ないのが不思議なくらい。
少なくとも、佐久平では「雨」の予報は全くあてにならない。
僕の場合、そんないい加減な天気予報で悠長にその日の仕事の予定なんか組んでられませんから、レーダーでの雲の様子を睨みながら、数時間単位での予測を立てて行動しています。
もちろん、天気図もね。
http://www.tenki.jp/
http://thunder.tepco.co.jp/
で、この花園は、4月21日から25日までの期間に植え付けたエリア。
花苗は、
おぎはら植物園から取り寄せた苗と、佐久平尾山で集めた野生種の種子をパラダのビオトープ斑に育ててもらった苗を使いました。
お願いした種類の植物が、間違いなくきちんと手にはいる。
ほんとに有り難いことです。
なんて書くと当たり前みたいな事ですが、今の日本では、そんな当たり前のことを当たり前にできる業者がほとんど無いってのが、当たり前の世界。
あの
ポール・スミザーさんも、まとまった量の苗が必要なときは、それがたとえ日本の植物でもわざわざオランダに発注せざるを得ないなんてぼやいてましたね。
彼の場合、あくまでもガーデニングであってビオトープ造りじゃないから、日本の野生種を使うときどの地方産の個体群かなんてことはこだわらないから、それも可能なんだけど。
いかにして、イイカゲンな業者による人的災害を排除するか、庭造りもビオトープ造りも、作り方の秘訣と言えばそれだけじゃないでしょうか?
.....って、それは言い過ぎか A(^_^;
花壇はまぁ兎も角としても、ビオトープ造りでいい加減な苗を使ったりなんかしたら、そのまま遺伝子攪乱の発生源になってしまい、自然保護どころか、自然破壊の拠点になってしまいますからねぇ。
すぐ後ろに自然を控えた佐久平のビオトープガーデンの場合は、野生種の扱いはもとより園芸種の選定には特に細心の注意が必要になりますからね。
なんて、グチはもうやめにして、静かな花園散策と洒落こむことにしましょうか。
何だか天気とは裏腹に、出だしから荒れ模様になってしまいましたね。
ってな訳で、気を取り直してBGMはもちろんドビュッシーの「
雨の庭」にしたいところ。
あの曲の中で、「
もう森には行かない Nous n’irons plus au bois....」と口ずさむけれど、
黄昏前には森を覗いてから帰りたいと思う。