それは去年のことじゃった。
11月に大阪のなんばパークスの
屋上緑化を見に行ったとき、
たまたま宿泊先ホテルから地下鉄の駅までの道すがら、
淀川に浮かぶウォータレタスの写真を撮るチャンスに恵まれたんですよ。
妙にまばらで、葉っぱの破片なんかも散らばっている。
ちょうど
駆除したばかりだったんですね、川岸には近々行われる予定のイベントについての垂れ幕があったんで、その準備なんだと見当が付きました。
都心を流れる淀川は、徹底的に護岸工事が進められコンクリートの三面貼り。
本来の日本の水辺風景なんぞ望めるはずもない環境です。
水質も、異臭漂う汚染されきった感じ。
ちょっと見は、生物の気配を感じさせない環境なんですが、物は試しに
「淀川 生物」
でググってみると、すぐ
上流域のワンドのあるエリアでの調査結果が見つかりました。
それによると、
ワタカ、タイリクバラタナゴやモツゴ、ヨシノボリ、ニゴイなどの他に、ブルーギルやオオクチバスもどっさり捕れるみたいですね。
天然分布は琵琶湖淀川水系だったワタカは、放流によるものなんでしょうか?
この調査をした「
淀川自然教室」って所からちょっと抜粋してみましょうか。
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淀川にはイタセンパラとアユモドキという天然記念物に指定されている魚を初め、保護を必要としている魚も生息しています。
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へぇ、んじゃもっと詳しいところも見てみますかね。