選択的除草で出た雑草を、ただのゴミにしたくない。
そんな思いもあって、この頃草木染めにはまっている。
数週間前、六道山公園で抜き取ったセイタカアワダチソウを、ダメ元で普通に煮て木綿を染めてみたら、それは綺麗な緑色に染まって一同満足しまくったりしたのだよ。
そんなこんなで勢いづいていたのだけれど、訳のわからない失敗もある。
晩春に近所の草地で採ってきたオオアレチノギクでもステキな緑色に染まったんで、欲を出してその数週間あとにストールでも染めて妹にプレゼントしようかと思ったら、今度は旨くいかない。
恐ろしくムラのある茶色に染まってしまった。
一緒に染めた木綿も同じ運命に。
で、今回は、その木綿を柿渋で染めてみたのだ。
しかも5年物の柿渋。
染まるかどうか、ちょっと不安だったけど、試してみたらこの通り!
鉄媒染だと焦げ茶色になるはずだったのが、何とステキな青紫に!!
下地のムラになってた茶色も落ち着いて、淡いオレンジやらピンクがかった色合いに変わった。
これだから、草木染めは面白い。

夏の日差しが差し込むと、こんなにも色合いが違って見えるのだね。
これで明かりを作ってみようかな、なんて思ってるのだ。