
先日、白馬村と言うか八方尾根の麓でひろったヤドリギでドアスワッグを作ってみました。
栂池スキー場の上の方まで行けばアカミノヤドリギも見つかるんですが、この黄色い実もカワイイでしょう?
平地のヤドリギはみんな白い実ばかりですが、このあたりのは黄色が多いです。
世田ヶ谷のヤドリギも、実家の豊橋の実も白でしたねぇ。
クリスマスの飾りで、よくヒイラギに赤い実を添えたのがありますが、あれはホントはセイヨウヒイラギの実ではなくて、このアカミノヤドリギの実を添えていたんだそうですね。
ヤドリギは不老不死の象徴で、トゲトゲのヒイラギは邪気を払うもの。
ついでに言うなら、赤はキリストの血の象徴で、緑はもちろんエバーグリーン、永遠の生命の象徴です。日本ではなぜかこの季節に限って飾られるあのリースの輪もエンドレス、つまりは永遠の象徴ですね。
ところで、英米ではクリスマスにヤドリギの下にいる異性には
キスしてもよいという習慣があるんだそうですが、クリスマス時期の乱獲が原因でヤドリギが激減しているんだそうな。
クリスマスにキスできなくなるという危機感と、野生の植物が絶滅に瀕しているところの危機感では、どっちが差し迫ってるんでしょうかね?

これこれ。
2005/12/5に紹介した「
冬の扉」の記事の中にあるやつです。
実は結構大きな枝だったんですよ。
クリスマスの飾りを作る時にこぼれた実を使って、ちょっと実験してみました。
雪の中で試した時には、実が氷っていてうまくいかなかったんでね。