気ままニュース144
行田と言うか北鴻巣というか、あの辺りにあるテクノホルティーで、昨日も授業でやんした。
「小さなビオトープガーデン」の写真は、ここで撮ったのもかなりあるんだよね。
先週は、シッポの残っているアマガエルだのシマススキの陰で眠るカブトムシだのを撮ってうきうきしていたのに、間違って画像を消してしまったのだ。
しくしくしくしく36。
こういうのは、ホント、一期一会って言うんですか、
来年まで待ったところで、同じようなすばらしいショットというのは望みようがない。
僕の記憶の中だけに残ることにあいなりました。
ぱそこんを使うようになって、一ついいことがある。
あきらめが良くなったこと。
一度消えてしまったデーターは。もどらない。
泣いても怒ってもパソコンを蹴飛ばしても、データーCDに歯形をつけても、ロウでデジカメの模型を作って針を刺しても...>怖いから、もうやめ
で、しゃあない、NEXT!!とか思うしかないのだよね。
昨日もなかなか素敵な瞬間に出会えたのだ。
日々これ好日、何の不満があるものか。
しくしく。
で、僕としてはうれしいショットがこれ。
花は、学生さんたちにもお薦めしているところのサンジャクバーベナ。
この日もいろんなチョウがきてましたよ。
オオスカシバって、ハチドリみたいで可愛いから大好きなんだけど、
落ち着きがないというかすばしこいというか、僕がどんくさいと言うか、
デジカメの反応が悪いと言うか、なかなかいい瞬間というのは撮れなかったのだ。
前足を花にかけてホバリングしながら蜜を吸っている。
きびきびした動きは、見ていて実に気持ちがいい。
高速回転する羽の動き、ものすごく高性能に出来ている。
こんな複雑な動きが本能の全自動だなんて、僕の知性?ってのが、ちょっと見劣りがするくらい。
こんなでかい脳を持っているのに、体の動きと言ったら、オオスカシバの機敏さなんて到底期待できないのだから。
中学生の頃だったかな、夏休みの早朝に庭に出たら、
日なたの石の上で、このオオスカシバが羽を細かく震わせていたっけ。
高速で羽を動かすためには酵素反応の速度を上げる必要があり、
変温動物の彼らは、体温が下がりきった早朝では、いきなり飛び立つことが出来ないのだ。
で、羽を小刻みにふるわせて胸の筋肉がだす熱で体温を上げて、それからやっと飛び始める。
早い話、彼らにもアイドリングが必要なのだね。
何分ぐらいそうしてたのか憶えてないけど、そんなに長い時間じゃなかったと思う。
10分ぐらいだったのかな。
またチャンスがあったら、観察してみたいな。
アイドリング。
ところで、ハチドリの方も、本来は恒温動物なのに朝は体温が下がってるんだってね。
連中は体が小さいあまりに体重あたりの表面積が大きすぎて、昼間の体温を維持したまま眠ったとすると、体に蓄えられる栄養分が少ないため(何せあの体だからね)朝がくる前に飢え死にしてしまうんだそうな。
で、眠るときはちょっとした冬眠状態と言うか、体温を下げて長い夜をやりすごす。
朝になると再び体温を上げて飛び回り、カロリーの高い花の蜜を吸う。
連中が朝のアイドリングをするのかどうかは、野生状態を見たことがないんで不明ですがね。
学校の玄関脇に植えられているシマススキの茂みも、観察スポットなのだ。
ここに先週はカブトムシがいたのに.....。
いけないいけない、ポジティブシンキングよ!
で。今日はこんな子がいたのだ。
ふふふ。

目から鼻にかけて黒い線があるのがアマガエルの特徴だね。
夜通し玄関に明かりがついたままになっているから、いろんな昆虫が誘引され、
その昆虫目当てにこれまたいろんなのがやってくる。
そういえば、先週、目のところに黒い筋のないシュレーゲルアオガエルにも初めてであって、写真を撮ったのに〜。
しくしく>もういいから
みんなで庭を探検しているとこんなのも。
な〜んだ?

イヌシデの葉っぱがまぁるく切り取られてる。
ふっふっふ
さっそく周りを探してみると.....み〜っけ!
近くに立てられている枕木の犬釘を止めていた?穴が塞がれている。

ハキリバチの巣だね。
葉っぱを切り取って、穴につめ、花粉団子をくるんで、卵を産みつけて、泥で穴を塞ぐ。
よく探すと、ほかにもバラやワイルドストロベリーの葉も切り取られていた。
さてと、一番びっくりだったのが、これ。

なんと、ハーブ園のアーティチョークの上でクワガタが眠っていたのだ。
カメラを近づけたら気づかれてしまい、威嚇されちゃった。
あ〜、カブトムシの画像があれば対にしてアップできたのになぁ>だから、もう、あきらめなって
A(^_^;