2月27日、ウィーン旅行の打ち合わせがありました。
Kさんご夫妻(ご主人がピアノを習っていて奥さまが同行)も
魔笛を聴くと知り心強くなりました。
みなでホリゲイ(居酒屋)に行こうという案がでたとき、
隣に座っていたkさんがポツリと言いました。
「その日は内田光子だから別行動だな」
「内田光子・・・?」
私はその人を知りません。誰なのかを聞こうともしませんでした。
その日はいちじんさんが高崎市民演劇で公演。
早めに退席して観劇しました。
この二日間ほど劇の話で持ち切り。
なかなかウィーンの話題がでません。
今日になって、
「Kさんたちは内田光子を聴くんだって」といちじんさんに話しました。
何を演奏する人かさっぱり分かりません。
いちじんさんは、ソプラノかな、と言っているし、
私も、バイオリンかな、と想像するほどでした。
ネットで調べたいちじんさん。
「ピアニストだって」と声を大きくして言いました。
「いろいろ賞をもらっているようだぜ」とも。
突然興味を持ちだした私たち。
さっそく正先生にまだチケットを手配できるか聞いてみましたが、既に完売とか。
現地に着いたらもう一度、チケット売り場を当たってみてくれることになりました。
クラシックに関し、ほんのわずかな知識しかない私たちです。
ちょっとしたきっかけで飛びつく軽さが二人にあります。
「夢遊病の女」は我が家でホームコンサートをしたとき
その中の一曲を歌ってもらったというだけのことでした。
きっかけは些細なことでも、興味を持てば世界が広がります。