2012年7月29日(日)午後2時〜
高崎市倉渕町
佐藤火圭(けい)工房
プログラム
・さらばピアノよ/ベートーヴェン
・オルゴールを聞きながら/西村由紀江 悲壮第二楽章/ベートーヴェン
・ワルツbV/ショパン
・ワルツbW/ショパン
・3声のインベンション第6番&第4番/J.S.バッハ
・トロルドハウゲンの婚礼の日/グリーグ
・人形のセレナーデ・小さな羊飼い・ゴリウォグのケーク・ウォーク/ドビュッシー
前回、「上級者は初心者を尊重する」という会則があるというのを聞きました。
そんな暖かい雰囲気のグループなので入会することに。
二回目の今日は、練習不足でメタメタになってしまうのでは、という不安がありました。
「100%完成したって、実際は50%しか弾けないよね」といちじんさん。
「80%くらいしかできていないから、ダメだよね」と私。
ところが、実際はほとんど緊張もなく楽しく弾けました。
少しもたもしたところもありましたが、練習のときよりよく弾けたような気がします。
終了後の歓談で、場所を提供してくださた、けいさんが
「今度、ショパンのワルツをやったらいいよ。3番だったらそれほど難しくないから。
ここにはみんなワルツがのっているから、さっき弾いた7番も8番もあるんだよ」
と、高校生のときに買ったという本を見せてくれました。
しばらくして、一番若くて一番実力のあるSさんが
「ちょっとその本見せてもらえますか」と言って
私が持っていた本をパラパラとめくりだしました。
「次は何を弾くんですか」
「まだ決めていないんですよ」
するとこんなのはどうですか、いろいろと言ってくれました。
でも楽譜を見ただけで難しそうです。
するとピアノの前へ行って弾いてくれました。
「メンデルスゾーンのベニスのゴンドラの歌」です。
「ちょっと私には無理みたい」
「さらばピアノよ、が弾けたんだから大丈夫ですよと」
またページをめくって「マリーの金婚式」なんかどうか、と言って
弾き始めました。こちらの方が弾きやすそうです。
そこへ今日のゲスト永井さんが参加して、
「あなたはどちらが好きなの」と言うので、
ゴンドラの歌、と応えると、ならそちらにしたらどう、と簡単に言いました。
そして弾き方のアドバイスも。
また、Aさんに「悲壮の第二楽章っていいですね」と言うと
「大丈夫、弾けるわよ」と楽譜のコピーをくれました。
そして「2年後か3年後かわからないけど、いつか絶対弾いてみますね」と約束。
他にもたくさん話ができました。
「上級者は初心者を尊重する」というみんなの思いが伝わってきました。
前回参加したときは、レベルの違いに、私なんて場違い?と思いましたが、
参加してよかったです。
これからも私は私のペースで楽しく練習していきましょう。
今日は、とても刺激を受けて帰ってきました。