オカリナの製作者と最近知り合いました。
今日は彼女の家を訪問。
まずは自分が何をしたいのか。
オカリナを吹きたいのか。
オカリナを作りたいのか。
先生は80歳を超える方です。
一つを製作するのに相当な労力と神経を使います。
作り上げても、吹かなかったり、すぐに飽きてしまわれるのが辛いのでしょう。
「本当にやる気があるのですか」
と聞かれました。
前々から吹いてみたいな、という思いはありましたが、
熱しやすく冷めやすい私です。
「はい」とはっきり返事ができませんでした。
そんな優柔不断な私に、
「これをお貸ししますよ」
と言って、このオカリナを渡してくれました。
まだ7月に作ったばかりの新品です。
どの教室も生徒さんが多くて新人を受ける余裕がないと言っていましたが
話が進むにつれ、「明日のお教室は7名だから、あと一人だいじょうぶかも」
と言ってくれました。
家に帰ってオカリナを吹いてみました。
ドレミファソ、の辺りまでは音がでるのに、
高音になると変な音になってしまいます。
ドの音を出す押さえをしても、微妙な加減で音が違ってきます。
ソファミレドを下がってきてもドの音が下がりきりません。
気持ち悪い音がしてしまいます。
それでもドからラの音からなる「キラキラ星」を吹いてみると
それらしく聞こえてきました。