「エリーゼのために」を弾き終え、客席に向かって会釈をした瞬間、ホッとしまた。
これで終わった!
ロビーのソファに座って休んでいるとニールさんがやってきました。
「よかったよ。素晴らしかった」
といつものようにニコニコしながらそう言いました。
さっきまでの緊張がほぐれていきます。
ニールさんが帰ったあと、花束を持って近づいてくる人が・・・
歌純さんでした。
彼女には話をしていなかったので、どうして分かったの、聞くと、
今朝いちじんさんのブログを見て駆けつけた、と言います。
歌純さんは我が家のホームコンサートでソプラノを演奏してくれた人です。
娘のような彼女の演奏会には何度も足を運びました。
しかし、まさか私がこのような舞台に立つとは。
ピアノを習いたいと思っても、発表会だけはいやだと思っていました。
でも気持ちは変わるものです。
今日はとても気分よく弾けました。もちろん緊張はしていましたが。
自分の演奏が終わり、ゆったりとした気分で後半を聞いていると、
なんだかもう一度弾いてみたくなりました。
そんな思いに駆られた人も少なくないはずです。
この年で・・・、とピアノのお稽古を諦めないで良かったです。
楽しさをまたひとつ見つけられましたのですもの。
久美子先生の演奏
ぴったり息のあった正先生と友美先生
全て終わって浮かべた満面の笑み
終了後、もうすぐ懇親会がはじまります
追記:
いちじんさんから画像を借りてアップしました。
この衣装はサリーの一種でネパールを旅したとき、
地元の人たちが着ているのを見て素敵だな〜と思っって買ったものです。
着る機会がなかったのですが、今度の発表会なら、まっ、いいかな、と思って。
初めは黒のパンツを履くつもりでしたが、前の日に群響の定演で演奏した
ピアニスト児玉麻里さんが身に着けていたのが淡いオレンジ色、
そしてパンツはベージュでした。
とても素敵だったので黒のパンツを履くのを止めました。