演奏会でこの椅子に座ったのはチェリストのレオニード・グルチンさん。
私はこの椅子がたいそう気に入りました。
それを知ったいちじんさんは演奏会終了後、グルチンさんに
「我が家にもこの椅子を持ってきてもらえますか」と言いました。
すると、「ええ、いいですよ」とにっこり答えてくれました。
実は、来月、我が家の第三回ホームコンサートに
群馬交響楽団の首席チェリストである彼をお呼びするのです。
打ち合わせのとき、今回のコンサートの案内をいただきました。
場所は車屋さんのショールームで、観客は100名ほど。
プレトークは彼の故郷ロシアの作曲家、グリンカなどについて話されました。
続いてピアノ伴奏によるチェロ、そしてバリトンの演奏が11曲。
どれも初めて聞く曲ばかりでしたが、それでもメロディの美しさに酔いしれました。
最後に近づいて唯一知っている曲が。
それはバリトン歌手の福島明也さんが演奏したシューベルトのセレナードです。
やはり耳に馴染んだ曲はほっとするものです。
我が家での演奏曲目はもっともっとポピュラーなものをお願いしてあります。
あと、一か月。
3回目のコンサートなので、慣れてはきましたが、やはり不安も残ります。