Y子さんからの年賀状。
昨年は七五三の長女の写真と「二人目が生まれました」
とまだ2ヶ月の赤ちゃんの写真ががありました。
そして今年は「家族で山登りデビューをしました」とあるのです。
登ったところは赤城の長七郎山。
山頂で撮った写真にはもうすぐ5歳になる長女が笑顔でVサイン。
とってもいい顔をしています。
山頂でこんな笑顔を見せられるなって、
きっとこの女の子、山が好きになることでしょう。
この笑顔に釘付けになりました。
そして赤ちゃんを抱っこするY子さん、
お母さんに抱っこされて安心しきっているクリクリ頭の赤ちゃん。
それに大黒柱のご主人。
とっても幸せな瞬間をとらえた写真です。
Y子さんとは10年以上も前、日本野鳥の会で「バードソン」が行われたとき、
群馬県支部のチームとして組んだ人です。
そのときの支部役員さんから、女性それも新人の三人でチームを組む案が出たようです。
私たち女性三人は前の年、少しだけ前後して入会した仲間でした。
いつもお世話頂いている方から、「バードソン」に出てみないかと誘われ
よく意味もわからず、一日中、群馬県内の探鳥地を巡れるうれしさで
参加した記憶があります。
そしてもう一人、ベテランの若い男性が加わりチームができました。
その年のバードソンのテーマは「里山の自然と野鳥を守る」です。
募金活動を行い、「里山」を守る活動をし地域に根ざした団体を支援するものでした。
バードソとは聞きなれない言葉で、私もそれに参加するまで知りませんでした。
日本野鳥の会の主催で行われるバードウォッチング・マラソンのことで
参加チームが全国一斉に野鳥を見て、観察種類数で募金を集め、
自然保護活動の資金とするチャリティイベントです。
開催は5月の半ばで、決められた時間(たぶん早朝から日没まで)に
どれだけの種類の鳥に出会えるか競うイベントでもあったような記憶があります。
当日私たち4人は一台に同乗し、他にも数台の車が前後して連なっていきました。
今から思えばコースを設定するのに、ずいぶん協議したのではないでしょうか。
どこをどう行けばたくさんの鳥に出会えるか。
伊香保森林公園、片品方面、などへ行ったのを覚えています。
たくさんの鳥たちに出会えた日です。
私たち4人だけではなく、バードソンに参加した全員が楽しんだ一日でした。
机の上の年賀状を見て、そんなことを思い出しました。