昨日の朝、出勤前に叔父(父の弟)から電話がありました。
7月が父の命日で今年は三回忌です。
まだ日程を決めていないので、それを急かされるのかと思いました。
しかし想像は間違いでした。
「J子の旦那・・・」
いとこのJ子ちゃんの義父母に何かあったのかなと思いました。
しかし言葉は、旦那が亡くなったんだ、と続いたのです。
「えっ!○○さんが・・・。どうして・・・」
その日、仕事を早めに切り上げ、妹とJ子ちゃんの家に行きました。
○○さんはまだ58歳。バリバリの現役です。
職場の人が次からと弔問に来て、J子ちゃんは目を真っ赤にして応対していました。
私には「驚かせちゃったね。ごめんね」となみだ目で言っただけ。
私はただうなずくだけで何も言えませんでした。
J子ちゃんが他の人たちに話しているのをそばで聞いていました。
救急車で病院に担ぎ込まれてほんの一日付き添っただけだったそうです。
「もっと、世話をしたかったのに。ぜんぜん私に甘えてくれないんだもの」
思えば○○さんはオーバーワークぎみでした。
帰宅時間は遅く、休日出勤も度重なりました。
それでもGWは二日だけお休みが取れて、二人で四万温泉に行ってきたそうです。
そのとき、夜8時から翌朝6時までぐっすり眠ったとか。
「森林浴をしてたっぶり眠って元気になれたよ、って言ってたのにね」
J子ちゃんはつい最近の出来事を話してくれました。
二人は私の家の近くのサイクリングロードを通って群馬の森まで自転車で行きます。
いつか、一緒に走りたかったのに・・・