職場は駅の東口にあります。
そこから西口の繁華街へは歩いても行けますが、昼休みに自転車で行ってみました。
駅の交番の脇を入ると構内に行くエレベーターがあり、
ちょっと狭いものの、なんとか乗れました。
駅構内は自転車乗り入れ禁止。
エレベーターを降りると自転車に乗らず歩いて行きました。
西口に立つと、自転車を持って階段を上ってくる若い男性が目に映りました。
「ええっ!ここを降りるの」
いくら下りとはいえ、私にそんな真似はできません。
どうしよう〜。
自転車の人が階段を上り終え、立ったままの私に向って
「そこにエレベーターがありますよ」と指をさしてくれました。
ところがそこへ行くにも数段の階段がありどうしてよいか分かりません。
あいかわらず私は同じ位置で立ったままです。
「そっちにスロープがあるから、上れますよ」
やっと私は体を動かすことができました。
若者の目には「このおばさん、大丈夫かな〜」と映ったのでしょう。
私が困っているのが良くわかったのでしょう。
声を掛けてくれて、ありがとう。