飯田市地域活性化2008では、商業サービス部門より前に観光部門についてのレポートがあるのですが、私は観光に関心がありますので、先に商業部門について考えて見たいと思います。
レポートの29頁に、商業サービス部門の成果指標があるのですが、この指標では、一店舗当たりのH19年売り上げが1,099万円をH26年1,109万円とあります。7年間で10万円のアップ。インターネットで調べたところ正確な数字ではないのですがこの地方に2,000店舗あるとして2億円。これでは到底製造部門で不足する(南信州3,986億円、対して上伊那郡は9,367億円)を補完する上で、上伊那郡に近づく数値にはほど遠いと思います。
取り組みの内容はたくさん計画されていまして、他部門との連携事業を含めていたり大したものだと思うのですがそれだけやっても、2億円にしかならないのです。
ITの活用についてはほとんど触れられていないのですが、私達消費者でもある業者からしますと、一店舗一つのブログぐらい持って、何か買おうとか、食べに行こうかと言うとき、電話帳でお店を探し、休日、営業時間の確認、食べたいものを売っているか、ビールはどこの銘柄かなど調べるより、インターネットで、「飯田市 サッポロビール」と検索したらサッポロビールを取り扱っているお店がずらりと出てきて、営業日、時間の確認をした上で出かけると言うようにできれば大変助かります。
サッポロビールの生は私は大好きで、行ったお店にサッポロがないとがっくりします。お盆の時などは、暑い盛りですから、母がいろいろ手伝ってくれるからと、樽で40リッターぐらい買ってくれるのですが、人も来るということもあり飲んでしまいます。でも飯田では一人で飲みますから10リッターでも飲みきれません。樽は開栓1週間で飲みきらないと味が落ちると言われているからです。そんな訳で、外で飲む時は、サッポロ樽生が楽しみになるわけです。
中小のお店や飲食店がウェブページを持っても、買って頂く対象が市内近辺が中心の場合は、全国、全世界を対象のインターネットではあまり功をなさないので無料のブログで十分です。これなら簡単に日替わりメニューを自分で更新できたり、お店の看板猫や犬の日々の様子を写真つきで流せますから今日は行けなかったけど、あの猫ちゃんワンちゃんどうしているかなと見に来ていただける確率は高く、リピーターとして実際の来店に繋がります。
またブログの場合は、検索エンジン対策がなされていなくても、ブログ検索では、発信された順にリストアップされますので、必ず検索されると言うメリットがあります。
それで、残すは観光と言う事になるわけですが、明日からこの点について検討してみます。

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