今回は、私が所有している3種の、近鉄汎用特急の鉄道模型(Nゲージ)を紹介致します。
ちなみに、ここでいう汎用特急というのは、名阪特急(
アーバンライナーPlus、アーバンライナーNext)、伊勢特急(伊勢志摩ライナー、しまかぜ)、さくらライナー以外の、近鉄特急の事です。
まず、最初に紹介するのは、トミックスの製品(品番:8535)である「近鉄30000系ビスタEX」です。
4両編成で、中間車2両がダブルデッカー(2階建車)であるのが最大の特徴です。アーバンライナーが登場するまでは、この30000系が、近鉄の看板特急(フラッグシップ)だったのではないかと思います。
トミックスの近鉄30000系は、かなり長い間、昭和53年時の“登場時仕様”のまま発売されていましたが、実車は平成8年からリニューアル工事が施され、それに伴い編成全体のカラーリングが変更され、中間車の2階席には大型の曲面ガラスも採用されるなどしたため、模型と実車には外観上の相違がかなり生じていました。
そのため、私としても「リニューアルされた状態の、現在の30000系が模型化されれば買うのになぁ!」とずっと思っていたのですが、昨年の秋になって、漸く模型のほうでも、実車に即した“現行仕様”にフルリニューアルされた製品が発売されました。私が持っているのは、その現行仕様車です。
以下の写真2枚は、いずれも実車の「近鉄30000系ビスタEX」です。
1枚目の写真は、
平成24年2月に丹波橋駅で、2枚目の写真は、平成23年3月に大阪難波駅で、それぞれ私が撮影しました。
次に紹介するのは、グリーンマックス製品(品番:4024)である「近鉄22000系ACE」です。近鉄30000系ビスタEX同様、こちらも4両編成です。ダブルデッカーはありませんが。
以下の写真2枚は、昨年9月に、札幌市内の
鉄道居酒屋「ぽぷら」のレイアウトで、この近鉄22000系を走らせた時に撮影したものです。やはり、大型のレイアウトで走らせると、とても映えますね!
以下の写真2枚は、いずれも実車の「近鉄22000系ACE」で、どちらの写真も平成23年7月に、私が
宇治山田駅で撮影しました。
ちなみに、1枚目の写真に映っている編成は、2両編成の22000系ACEと、4両編成の30000系ビスタEXが併結されています。
なお、実車の22000系ACEについては、以下の各記事で詳しく取り上げましたので、興味のある方は是非こちらも御一読下さい。
http://sky.ap.teacup.com/kansai/116.html
http://sky.ap.teacup.com/kansai/156.html
そして、最後に紹介するのは、グリーンマックス製品(品番:4174)である「近鉄22600系ACE」です。
こちらは、2両編成のセットで、動力車は含まれていません。動力車を含んでいる前出の22000系ACEと最初から併結運転するつもりだったので、あえて動力車が無いこのバージョンのセットを買いました。
以下の写真2枚は、いずれも実車の「近鉄22600系ACE」です。
1枚目の写真は、昨年7月に近鉄京都駅で、2枚目の写真は、
平成24年9月に大阪難波駅で、それぞれ私が撮影しました。
以下の写真は、「近鉄22000系ACE」と「近鉄22600系ACE」を並べて撮影したものです。こうして並べて見比べてみると、形状の違いがよく分かります。
「近鉄22000系ACE」と「近鉄22600系ACE」は、実際には別々に購入した、製品としてはそれぞれ異なるセットですが、収納する時は下の写真のように、同じケースに入れています。
近鉄汎用特急は、
カラーリングの変更が順次実施されているため、このカラーリングは、実車に於いては近いうちにもう見られなくなってしまいますが、個人的には、旧塗装とされるこのカラーリングのほうが好きです。

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