大阪高速鉄道(株)が運営する跨座式モノレール「大阪モノレール」は、大阪空港〜門真市間21.2kmの「大阪モノレール線」と、万博記念公園〜阪大病院前間2.6kmの「国際文化公園都市線」(愛称:彩都線)の2路線から成っており、本線である大阪モノレール線は、世界最長の営業距離を誇るモノレール路線としてギネスブックにも登録されています。
彩都線は、その大阪モノレール線の支線で、本線の万博記念公園駅から分岐し、国際文化公園都市方面に向かって北へと伸びる路線です。
計画上では総延長9.1qの路線なのですが、現在開業しているのは、第一期工事として建設された万博記念公園から阪大病院前までの区間2.6qのみで、阪大病院前から先の路線は建設中もしくは計画中なのですが、来年3月19日には、第二期工事として建設が進められてきた阪大病院前〜彩都西4.2qが開業することが決まりました。
この延伸開業区間には、途中駅としては豊川駅(阪大病院前から1.8q、彩都西から2.4q)が設けられます。
大阪モノレール線と彩都線との直通列車は、現在は、万博記念競技場でJリーグの試合が行われる時などに臨時に運転されているだけですが、彩都線の延伸区間開業後は、時間としては朝夕ラッシュ時に限られるものの、毎日、彩都線の彩都西から大阪モノレール線の千里中央駅の間で直通列車が運転されることになるそうです。
私は京阪沿線に住んでいた頃、大阪空港へ行くとき(札幌に帰省するときなど)は、京阪本線の門真市駅から大阪モノレールに乗り換えて空港へと向かっていたので、大阪モノレール線は何度も利用したことがありますが、彩都線はまだ一度も利用したことがありません。
次回関西に行ったときには“話のネタ”に乗ってこようかなと思っています。

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