現在大阪市では、御堂筋線(1号線)、谷町線(2号線)、四つ橋線(3号線)、中央線(4号線)、千日前線(5号線)、堺筋線(6号線)、長堀鶴見緑地線(7号線)に次ぐ8番目の地下鉄「8号線」を建設中です。
8号線は、阪急京都線正雀駅のやや南に位置する井高野から南下して、千日前線の今里駅に至る、約12qの路線で、長堀鶴見緑地線と同様のリニア駆動方式の地下鉄として建設されています。
開業予定は今年の12月で、今里筋の地下を走ることから、開業後は今里筋線という名称になると予想されています。
8号線の路線図を見てみると、谷町線の太子橋今市、長堀鶴見緑地線の蒲生四丁目、中央線の緑橋の各駅とぼぼ垂直に路線が交差しているので、これらの駅とは乗換駅として接続されることになると思われます。
また、8号線は京阪本線とも交差することになるので、まだ確認はしておりませんが、もしかすると京阪とも乗り換え可能になるかもしれません。
8号線の最大の特徴は、まだ数は少ないものの最近全国で徐々に広がりをみせてきているリニア方式を採用した地下鉄である、ということと、大阪市営地下鉄としては初めて、都心部を通らず(JR大阪環状線の内側に入らず)郊外の南北を結んでいる地下鉄である、という点だと思います。
また、8号線は大阪市営地下鉄では初めて、全駅のホームにホームドアが設置される路線でもあります。
なお、8号線は、将来的には今里から更に南下して、湯里六丁目まで延伸し、湯里六丁目で現在計画中の9号線と接続する予定になっています。
9号線とは、住之江公園と喜連瓜破の間を結ぶ、東西に走るほぼ直線の路線ですが、近畿地方交通審議会では当面は整備しない路線としているため、現状ではまだ着工の目処は立っていません。
8号線に関しての情報は、現時点では私もまだ、これ以上のことは把握しておりません。新しい情報を入手次第、またこのブログで報告させていただきます。

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