ゴムタイヤの地下鉄が走っている札幌出身の私にとって、ポートライナー(神戸新交通ポートアイランド線)や六甲ライナー(神戸新交通六甲アイランド線)は、何となく昔から親しみを感じていた交通機関でした。
特にポートライナーは、記念すべき国内第1号の新交通システムであり、私は初めて神戸に行ったとき、ポートライナーに乗車するためだけに、何の用事もないのにポートアイランドに行ったりしました(笑)。
今回の写真は、そのポートライナー初乗車のとき、三宮駅近くで撮影したポートライナー8000系の車両です。
私が初めてポートライナーに乗ったときはまだ建設中であった神戸空港への延伸線は今年2月2日に開業し、同月16日の神戸空港開港後は、ポートライナーは本格的に空港アクセス線として機能しているようです。
延伸線の開業に合わせ、現在は快速列車も運転されているそうなので(といっても僅か2駅だけの通過ですが)、神戸空港行きの飛行機に乗ったときには、ぜひポートライナーの延伸線を利用してみようと思っています。神戸空港自体も見学してみたいですし。
それにしても、神戸市内の鉄道はみな、見事に規格がバラバラですね。
JR在来線、新幹線、軌間1435mmの私鉄(阪急、阪神、山陽電鉄、神戸高速鉄道東西線、地下鉄山手線、地下鉄西神線、北神急行電鉄)、軌間1142mmの私鉄(神戸電鉄、神戸高速鉄道南北線)、新交通システム(ポートライナー、六甲ライナー)、リニア地下鉄(地下鉄海岸線)など、規格の異なる鉄道がやたらと多く、余計なお世話ながら、もうちょっと総合的な交通体系を考慮した上で鉄道を建設すべきだったのでは、という気がしないでもありません。
もっとも、私の暮らす札幌も似たような状況ではありますが…(建設当初は画期的と評価されていたゴムタイヤ式の地下鉄も、今ではJR線と相互乗り入れできない弊害の方が指摘されています)。
ちなみに、六甲ライナーはまだ一度も利用したことがないです。次回神戸に行ったときは六甲ライナーにも乗ってみたいです。

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