こないだの東京帰り奈良に寄り道してラーメンを食いました。
「旭川ラーメン」ゆうとこでワッツーシゾンビが動きだしたころアンリと当時のギタリストの三人でよく行ったとこ。いろんなとこでえげつないラーメンを食べてるんやけども、ここのはいたって普通です。
誰にでもあるかもしれんけど、地元の慣れ親しんだ味ゆうのんはいつまでたってもうまいです。
ちなみに店の隣はこんな感じ。やっぱり田んぼは落ち着きます。
僕らが一件だけで終わるわけがなく、もう一件行きました。
「まりお流ラーメン」ゆうとこで、いま日本一プログレッシブにクリエイトし続けている店や思います。
「桜島」こってり度8、「男の鶏白湯ラーメン」こってり度9、「貝と煮干と鶏白湯のトリプルスープラーメン」こってり度3、とゆうこってり三兄弟メニューがあって僕とメグルは「桜島」、アンリは「男の鶏白湯ラーメン」を注文しました。
「桜島」
ごてごてのとんこつスープの上にカツオの粉が桜島になってます。
ごてっとしてます。
スープを口に入れて重いをゆう感覚は初めてでした。
アンリが注文した「男の鶏白湯ラーメン」は重いとかゆうもんやなくて、ラーメンのスープを口に入れた時に体験したことのない感覚でした。”凄い”とかゆう言葉ではおさまらんくらい凄くて、圧倒されてしましました。ラーメンを食べてこんな気持ちになったのは初めてです。
マスターがホームページ(
http://www.marioramen.com/)で熱く解説してるので載っけときます。
『スーパー鶏白湯ラーメン』
今週のテーマは
【超こってり鶏白湯ラーメンをどこまで美味しく出来るか】です
鶏白湯ラーメンはアッサリからコッテリまで幅広く存在します
コッテリの代表と言うか元祖は天下●品ですよね
初めて食べた時のあの感動は忘れられないし
創作した店主を今でも尊敬しています
40年位前からあの味を作っていたと思うと尊敬するしかありません
でも僕も負けていられません【笑】
もっとコッテリだけどサッパリ食べられる
鶏ベースの鶏白湯は出来ないかと思って創作しました
日本一濃いラーメン屋としては
日本一濃い鶏白湯ラーメンを作らなくてはならない使命があります【笑】
しかし濃いといっても限度があります
濃くする事はいくらでも可能ですが
美味しく食べられる濃さと言う事を頭に入れて作らないといけません
しかも物凄く美味しい作品に仕上げなくてはなりません
ラードをしこたま入れて濃くするのでなくて
鶏がらを大量に入れて超強火で骨の成分を抽出しなくてはなりません
そこで圧力釜に頼りました
最近又大型の圧力鍋を2台購入したので
それを使って超コッテリのスープを作って更に煮詰めました
そのスープをニコゴリにして細かく切って
超コッテリ豚骨スープとブレンドして
電子レンジで一人前ずつ温めます
鶏白湯スープは冷しておいて時間がたつと酸化して不味くなります
今まで定番で出そうと思って冷したり凍らしたりして何回も失敗しました
しかし今度はバッチリ成功しました
たれにもかなり金と手間をかけました
濃い口と薄口、鹿児島の甘い醤油に貝や煮干系を大量に放り込んで作りました
ラーメンはたれがかなり大切と言う事を証明して見せます
色は黒っぽいですが味は鶏白湯ラーメンに間違いありません
材料代がかなりかかるので値段は【1050円】になります
今回は超コッテリなのでコッテリ嫌いのあっさりファンのお客様には
黒小麦麺のざるラーメン【800円】を用意しました
温泉卵より少し温度を高くして作った
黄金卵入りの濃厚な醤油たれで食べて頂きます
間違いなく蕎麦屋のざる蕎麦のたれより濃厚で深みのあるつけだれです
かつををタップリ使った返しを濃厚な貝出汁で割って作りました
麺も黒小麦の香りがプーント漂って美味しいですよ
他に例を見ない濃厚な鶏白湯ラーメンと
冷たい黒小麦のざるラーメンをお楽しみに
『桜島』
先週えげつない濃度の鶏白湯をやったところ凄い反響でして
定番にしたところ
毎日食べに来られるお方もいるくらい大人気でして
めったに来ないお客様がこれを求めてお出でになられたり
HPを見た初めてのお客様などもお見えになられます
そこで気を良くしてとっておきのコッテリ系のラーメンを出します
まりおの一押しの濃厚豚塩ラーメンに背脂を振って
山ほどの枕崎の最高級のかつを節魚粉をトッピングします
えげつない量の魚粉ですがえぐみも苦味も全くありません
これが最高級のかつを節の力ですかね
少なくするとどうもパンチが少なくなります
これは大発見ですね
なにせバランス無視の量ですからね【笑】
まりおの超コッテリラーメンだからありえる技でして
普通のラーメンにこんなに入れたらまずくて食べられなくなります
魚粉が山盛りでまるで桜島のようだから【桜島】と命名しました
値段は【1050円】になります
コッテリ嫌いのアッサリのお好きなお方は
またまた黒小麦麺のざるラーメンを用意しました
超濃厚男の鶏白ラーメンもやりまっせぇー
このラーメンは大ヒット間違い無しです【笑】
それくらい麺とマッチングして美味しく仕上がりました
これも定番化します
平日しか来れないお客様もぜひどうぞ
連続コッテリでアッサリ好みのお客様には申し訳ございませんが
ご了承下さいませ
・・・熱いです。
ちなみにここのマスター、プロのフラメンコギター奏者らしいです。
奈良にお越しの際はぜひお立ち寄りください。