群馬県で初めての弥生時代の青銅鏡発掘
長谷津遺跡(安中市西上磯部)発掘現場(埋蔵文化財展より)

残念ながら、出土の破片は拡大鏡で観るように陳列されていましたので、パネルによる説明を掲載いたします。
紀元1世紀〜3世紀にかけての村の遺跡から出土した物で、ほんの一部だけでした。
その遺跡は、横野平と呼ばれる西側(碓氷川上流部右岸)に位置していて、広大な台地が広がり、いたる所から縄文時代から奈良時代に至る遺跡が重なって発見されている。
生活するのに最適な地形であった事が窺える。出土品の多くは、安中市ふるさと学習館に陳列されているので、ご覧ください。

群馬県は今年度から、「古代東国文化の中心地」として歴史遺産を観光の目玉に据えて、観光の活性化に繋げる計画そうだ。
特に古墳が沢山ある地域で、関東以北では最も多いそうだ。太田市にある天神山古墳は県内最大で、ちょうど北関東道沿いにありインターチェンジも近い事から見学に良い位置でありましょう。然し、すでに、高崎市にある、保土田古墳群は公園整備され、上毛野さと博物館もあり、前橋市大室古墳群も公園整備されていて広大な公園になって居る。教育的な施設としては必要であるが、観光の起爆剤には到底考えられない。この上、太田市に箱モノを作る計画を立てるとすれば、かなりの無駄遣いに為るのは必定であろう。今回の展覧会が、埼玉県の出土品と合わせて展示して在る事の意味は何なんだろう?係に聴くのを忘れた!お隣埼玉県は、さきたま古墳群としてかなりの充実した博物館と公園の整備がなされている。すでに先を越されて居る訳だが、其方も観光に大きく貢献してるとは思えない。ごく一部のマニアックな人達だけのもので有っては為らないと思うのだが?

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