
今日の日本列島は本格的な寒波に急襲されて寒い一日になった。
今月は種々の仕事が詰まっており超多忙だ。今日は小学校の作陶体験。学校にも窯は有り、生徒も学校で焼いた事があると言って居た。
今日は敢えて本職の技を知りたいと我が工房での作陶を希望した訳だ。何しろこの時代にしては、生徒数の多い学校なので、1クラスづつ日を分けての教室になった。いつもの小学生の陶芸教室は4〜5年生だが、今日は6年生の教室で、人数の割に工房が狭い感じがした。6年生になると急に体も大きくなり、皆大人びて、会話もガラッと変化してくる。足は長く、背丈も高い!我々終戦直後の6年生とは全く違って、2年は早熟であろう。4〜5年生とは違って手際も良く作って居た。 くだらない話だが、我々の6年生の時は、海水浴の時風呂は混浴で入った事を覚えている。私は少し恥ずかしかったが、皆が入って居るのだからと、まぎれて入った。まるでイモ洗いの状態で湯船に浸かれなくて、立ち湯の状態であった。その時、同級女子の裸身がくっきりと脳裏に焼きついて居る。其れは眩しいくらい清らかな是から膨らむ花の蕾のの様であった。その子とは割合仲良くしていた。高校生になっては別別の高校へ進学し、高校を卒業と同時に互い就職をした。私が京都の文化に憧れて、どの会社でも良いからと、先生にお願いして会社に推薦をして頂き入社したわけだが、故郷を旅立つとき、その同級生も一緒に上野駅まで同道した。彼女は高校時代演劇部だった。上京は俳優志望で、劇団養成所に受験の為でもあった。「私が女優になれるか楽しみにしてね!」と言って別れた。結局養成所にははいれなかったわけだが、故郷を旅立つ前、彼女から1枚の写真を手渡された。それはセーラー服姿にお下げ髪のアンバランスな大人びた清純女性の写真であった!「いつまでも忘れないで!」と....。其の人は若くしてすでに黄泉の国へ旅立ってしまった。 遠い思い出!

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