
6月16日穴窯の窯詰を終えて、火入れの前の状態。
焼直しの作品も交じって入って居る。22日に火を止める予定だ。

作品を詰め終わった後、窯口を煉瓦で閉じて、薪の投げ入れ口を作った所。
この梅雨時期の為、窯はかなり湿気ている。是から徐々に湿気を抜いて昇温させるわけだ。18日朝まで灯油バーナーで湿気を抜く。湿気抜きや低温時はまだ薪を使うのが勿体無い。
薪に切り替えてからが大変な仕事になる。冬の寒い時期は乾燥もして居て、湿気抜きも容易であるし、薪くべも厚着をしているので楽であるし、何しろ体力の消耗が少なくて済む。
6月の中旬になると、気温も上がり蒸し暑いので汗だくの窯焚きになる。特に薪にダニが大量に湧く時期であるので注意しなければならない。ダニに喰われると痒いのでつい掻いてしまう。是が禁物なのだ!とにかく絶対に掻かない事が肝心で、必ずムヒ等の薬を塗って我慢する事だ。そうすれば2〜3日で痕は消えるが、掻きこわしたら数か月その後が残ってしまうので怖い。
是から気合を入れて窯焚きに入る。

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