70cmの大雪
土の上は70cm超積もった!お蔭で外に出られないし、もちろん新聞も配達されなかった。月曜日17日になって漸く3日分の新聞が届いた。新聞屋さんも大変御苦労さんでした。
我が工房は、駐車場の庭が広く除雪をするのが大変なので、歩く所だけ道路までスコップで除雪。体はへとへとになった。キャラバンにゴム製のタイヤチエーンを付けて踏みつぶそうとしたが、車体の底が低いので、雪面に乗り上がってしまい動くことが出来ない。仕方なく諦めた。もう一台の乗用車は、屋根からの落雪が心配で、何とか雪の中から車を掘り出して、移動する分だけ除雪して、落雪を除けた。

まだ降雪中の写真だが、我が手製の粘土置き場の屋根の梁が雪の重みで大きくしなり下がっている。関東甲信越の一帯で建物や、農業用ハウスが押しつぶされた。アーチ形のビニールハウスが殆どの園芸ハウスは37センチ位には耐える構造との事だったが、予想をはるかに超え、120年ぶりの観測史上初の降雪量は全くの想定外で、耐えられる訳がない。私の実家もトマトと葉物野菜などを栽培して、出荷が始まった矢先の惨事だと言う。今季の出荷は絶望との事。気の毒だが天災はどうにも防げないのが現実だ。
18日我が展示館の雪庇
道路は16日夕方になって漸く除雪が始まったが、高崎側から来た車が次々に動けなくなって立ち往生し、除雪の作業も妨げられてしまった。漸く片側だけ除雪が進んだが、通行止めにしていなかったが為に、安中側と高崎側双方からの車が鉢合わせしてしまいストップ!進んだりバックしたり、同じ車が繰り返している。後に新聞で知ったが、高崎市は土建屋さんだけでなく、除雪可能な重機を所有しているあらゆる業者に、いち早く除雪を依頼したとの事。其の為早く道路の通行が可能になった訳だが、行政管轄が違うと、同じ路線でも途中で作業がなされず、通行不可能になってしまった訳だ。漸く本格的に除雪出来たのが、車が走らない深夜になり、今度は氷付いて、やり難そうであった。建設業者さん徹夜での作業ご苦労さんでした。
今日18日、展示館の屋根から大きな雪庇が下がって居た。窓の障子が雪の重さで桁が下がって開かない。当然全ての建物の雨樋は全滅である。慣れない雪掻きや、雪庇落しで体は疲れ果てている。後は自然の融雪を待つしかない。
下の写真は外側から見た雪庇


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