
竹弦囃子と言う名のユニット(篠笛山田路子、ギター愛川聡)が3月30日、安中市みのりが丘団地内のジャズカフェWest Villageで開かれた。このカフェは長野新幹線安中榛名駅前住宅団地の一角の眺望の素晴らしい所にある。団地そのものが高級住宅地なので、どの家を観ても素敵な、まるで住宅展示場の様な感じである。隔月で月末の土、日何れかで音楽ライブを開催している。
今月は竹弦囃子と言うので、弟子達8人と共に鑑賞に行った。
篠笛の山田路子さんは、NHKの邦楽ジョッキーなどにも出演して居て、伸び盛りの篠笛奏者である。以前、別のユニット天河でのライブコンサートを聴いて、リーダーである和太鼓奏者兼作曲家の井上英樹さんの和太鼓とのコラボレーションが素晴らしかったので、亦聴きたいと思って居た所だった。今回は、陶芸家で友人の岡本さんがプロディーウスしての演奏会だったのですぐに申し込んだ。何しろ入場制限30人と言う少数なので、余り宣伝すると断るのに困るとの事。
大ホールで彼女の演奏を聴いた時は、そのタフさにはおどろいた。ステージではすごく大柄な女性に思えたのですが、近くで会ったらステージのイメージとは違って、とてもキュートな美人であった。演奏を聴いて、そのタフさは同じであったが、爽やかな人柄と篠笛の音色に魅了された。
演奏の休憩時間にツーショットで写真を撮らせて貰った。ギターの愛川さんはリーダーで作曲とギターを担当している。篠笛とギターのコラボは決して悪くは無いが、私としては井上さんとの和太鼓コラボの方が好きだ。なぜかと言うと、和太鼓の井上さんの作曲が素晴らしいし、何と言っても日本古来の音色が醸し出す抒情的な音楽が良いからだ。実は私は太鼓アレルギーがずっと以前からあり、太鼓と聞いただけで避けたくなっていたが、天河のコンサートは、篠笛が素晴らしいからと岡本さんから誘われ、チケットを購入して聴きに行って、イメージが一変したわけである。単なる太鼓愛好会の「どんどこどんどこ」と打つ太鼓では無く他の楽器を十分生かす太鼓で、それは素晴らしく、CDが新しく出ると言うのですぐに注文した訳だ。コンサートの演奏で、しかも太鼓のコラボで涙が出たのは思っても居なかった経験が有る。正直言って、山田さんの篠笛はとても魅かれるが、私はポップス系の曲より、抒情的な音楽の方が篠笛がより生きてくると思うのです。今後も大いに期待してますので頑張って下さい。

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