アルハンブラ宮殿(アランブラ)
旅行の一番の目的は此処であった!
ギターで奏でる、名曲「アルハンブラの思い出」に、その思いをかきたてられての事であった!
歴史を辿ると実に深く複雑な経緯であるが、最初は首都コルドバの城塞として作られ、永い間15世紀末迄、イスラムの重要な宮殿として栄華を誇っていた。以後カトリックのレコンキスタによってグラナダは陥落し宮殿もその支配下に置かれた。その後カトリックの礼拝堂やら宮殿やら改築されたが、イスラム様式の建築の素晴らしさは、壊すのに忍びない(カトリックに改宗させるためにも、シンボルである宮殿を残し民衆の反感を和らげた)と別に拡張して現在に至っている。初期の城塞はかなり壊れていて、発掘している。
現地のガイドの日本語でのダジャレに翻弄され、遙か昔の悲哀など感じる間が無かったのが残念である。

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