路上で蹲って居た狸
実はこの狸、車に撥ねられたらしい!血は出ていないが動かない!目はうつろに此方を眺めてはいるが、逃げる事も出来ずにじっとしている。
近くの散髪やさんへ、妻に運転して貰ってゆく途中にみつけた。蹲っているので生きていると直感した。帰りは足の運動に歩いて帰れと妻に言われて、1時間余りの後帰ってくる途中まだ其の侭にしているではないか!そばに行って視たら、首から上は動かして見詰めるのだが、動けない!どうしようかと暫く一緒にいて、声を掛けたりして様子を視ていたが、110番通報して如何したら良いか問い合わせたら、市役所に連絡してくれと言われた。安中市役所に電話を掛け直して事情を話したが、生憎昼休みで担当が居ないとの事ですぐに行けないとの返事。場所と自分の名前を告げて救助に来るのを待って居たが。30分経っても来ないので、其の侭にして帰って来た訳である。呼吸もしっかりとして居るので、大丈夫かと思うが、此方ではどうしようもないので、救助を要請したのだ。
写真は道路に栗の実が落ちていたので、是を食べに来て事故に遭ったのか?と思ってその栗を皮の付いた侭口元に出したら、それを銜えたが力が無い様で離してしまった。仕方なく皮をむいてあげたら、銜えて一口かじって食べた!ほんの僅かであったが飲み込んだ!だが渋皮が付いた侭だったので、狸も渋すぎて食えなかったのか?救助が来る前に頑張れと小枝で鼻先を刺激してあげて後にした。

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