やまゆり園の事件報道が ようやく原因推測の段階になってきたのは 今日のNHK討論で 人権や福祉や精神病理を専門とする方々の討論に見られるようになりました
しかしその間に 2チャンネルなどで 被害者への同情よりも 悲惨な施設労働に同情する つまり 犯人に賛同する書き込みが爆発している
それなのに例えば 難関大学を出たのでもないのに 教員になれなかった腹いせにやったかのような原因分析をする精神科医がいたり 殆どが2チャンネル以前の段階のようでした
確実に殺人犯ではあるが 考えるだけでなく 彼は実行をしたのです
それに比べれば このような福祉の実態を知りながら 何の理念も打ち立てず ただ知ったかぶりだけで生業が成り立つ虚偽の専門家ばかりであるように思えました
障害者すべての方々が そしてその家族の方々が また介護にかかわる全ての方々が 人の尊厳を同じように考えている訳がありません
殆どの方々が 美しい天使や神仏であることはないのです
実は醜い悪魔なのですが 人権のその言葉に清められているのです
その苦しみは避けられないのですが それでもそれから救う方法があるのです
救いの道を指示してあげれば 救われるかもしれません
障害者施設そのものが本来その為のものなのです
そこに 安楽死が絶対不可だとするなら 今回の現実は解決しないでしょう
もっと現実とその個別の対応を許されなければ 解決しないでしょう
と言うことは 障害者と施設の外部の問題でなく 内部の問題として現実に即した答えを打ち出さなくてはなりません
これまでそれを避けて来たからこういうことになったのであって このまま放っておいて済む問題ではりません
障害者側からの反論や 社会への思いをもっともっとこれを機会にお聞きしたいものです

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