障害者差別の実態を無視した犯人非難だけの報道ばかりしか眼につかない
殺人犯を批判することで 事件の本質を覆い隠そうとしているようにしか思えません
例え障害者であろうと高齢者とかの弱者の命を 他人が奪うことは許されません
それなのに実際は 障害者を介護する家庭での悲惨な事件や 介護施設での虐待が当り前のように発生し 介護するされる両方に同情すらしている事実がある
この事実を無視していると言うことは 或いは現実の日常であると言うことは 社会がこのようなことが起こることを どうしようもないものと放棄・無視しているに同じで 詰まり殺人を容認していることと同じなのです
しかし実際は 誰もそうでいいとは思っている筈もなく そのような事件には批判をせざるを得ないのです
日頃 このような実態とは関係のない生活を送っているものなら 尚更身を守ろうと犯人を責めることで保身する
介護の世界にあって 介護家族や介護事業の実態を知る犯人植松は 考え悩み 掴んだ結論に賛同者も矯正者得られず 独り犯罪の道に嵌ってしまった
済んでしまったことですが 報道には まだ彼の悩みに答えられる解決策としての行動を示せるものはありません
障害者や施設自らが 或いは社会が もっともっと改善策を探し出さなければなりません
末期高齢者安楽死センターの構想を考えるマイクは 障害者の尊厳問題を何時も参考にして考えています
障害者についても 家族や社会に対する負荷についての自覚を持つことは当り前のことで 負担になる筈がありません
実際に 麻生副総理が「老人にいつまで生きる積りか」と問うたように 障害者自身も自己の要求するものを堂々と語れるように 考えておかなければならないと思います
出生前検査など 世の中には障害者差別で 考えの未熟さを正さなければなりません

1