「老人の責務」という記事カテゴリーを新設して これまでの「楽しい死」とは違った老人のあり方を考えてみようと思います
何故こんなことを考えなければならないと思ったかと言うと 直接的には先日図書館で スウェーデンにおける障害者自立を書いた雑誌「正論」の記事を見たからです
障害者や老人などの弱者にも社会的責任を自覚することを問うているのです
そしてマイクの思いも 日頃よりHPの彼方此方に度々語るように 原点がそこにあるからなのです
西欧には弱者といえども自立を基本とする福祉に対する思想があり 障害者と雖も 勤労の権利があり 自立を支援する施策がある
弱者救済措置思想からなる日本では 憲法も労働の権利と責任を唱えているが 老人や障害者に対しては支援法などがようやく出来てきたとは言え自立思想が社会的に容認されているとは言い難い
定年で退職した年金老人がブラブラしていても社会的に敬老されながら 暇を弄んでいるのをいつも巷にいっぱい見る
マイクは違和感を感じてどうしようもないが マイクも同じ年金風来坊で 結果的に遊んでいるだけなのです
個人の思いではどうしようもないくらい社会的に当たり前な風習風俗になってしまっているのです
現役とは 現に役に立っている人です
年金生活者は何の役に立っているのでしょうか
暇潰しの生き方なら 唯の穀潰しなのです
老人とて勤労の権利と責任があるにもかかわらず 誰もそれを咎めない
まだまだこのような程度のお話にしておきますが ボチボチと真剣に考えなければ 「楽しい死」を語る資格はありません


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