「死を語り生を思う」五木寛之 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/8/5)

今この本を読んでいます
その著者の夫人 玲子さんは マイクの高校の6年先輩になることもあって 寛之ファンでもあります
昨日は 京都JARFOにて開催中の玲子夫人の絵画個展で 本人ではないので残念ですが 寛之氏が講演をなされ 滅多に夫人のことを語らない彼でも 作品を背にすれば何かを語るだろうと期待して聴いた
彼の一般的な鑑賞論を語っただけで 夫人のこともその作品のこともなかった
帰り際に 夫人のことや作品についてのお話をお聞きしたかったとつぶやいたら 「身内の話はできないヨ!」と言われた
そのことだけでも前々から気にしていた語りたがらない寛之像を少しは知り得たかもしれないと満足しておくことにしました
終活本は相変わらず多く 図書館から借りてこのブログに取り上げたことのある
2013/1/18「怖いどころか楽しいのです」『「死ぬのが怖い」とはどういうことか 』前野 隆司講談社 (2013/1/9)
2013/2/9「終活本はリビングウイルのススメまで」『平穏死10の条件 胃ろう、抗癌剤、延命治療いつやめますか』(2012/7/14) ブックマン社
を読み直すつもりでまた借りてきました
「医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」近藤誠 アスコム (2012/12/13)

この本は相変わらずベストセラーです
これを批判的に論じた 新潮45 2013年11月号の 西智弘の「近藤誠はなぜ売れる」の記事を読んだ

20年前から「抗がん剤は効かない 副作用で危ない ガンと闘ってはならない」と言い続けている
しかし時代は変わっていると西は力説するばかりか 無責任さをも問うているように読んだ
マイクの「楽しい死」は 今は無責任で不遜かもしれないが 時代が変わるのを信じています

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