8月4日 マイクは自治会役員として子供たちの潮干狩り行事の引率をし コンクリートスロープの波打ち際の海藻に足を取られ転倒して手首を骨折した
今日はギブスを外し その様子をもうひとつのブログ「腰痛日記」に書き込んでいます
その日は骨折よりも腫れ上がった内出血で一晩一睡もできなかった
痛さは鎮痛剤ぐらいでは全くと言って効かず 痛みの強い病気の怖さを5年前のヘルニア程ではなかったがまたも体験した
15日の福知山花火大会での露店爆発事故による火傷死者が3人になったと今夕テレビが報道した
翌日の女性と 昨日の朝の子供と 今夕は男の人だ
無意識のままであったのか 苦しんでいたのか 激痛緩和処置が十分であったのか 4日間もの間 大変な状態であったのを想像する
老人や病人で終末期の人や自殺志願者と違って 事故は死に方の選択を許してくれない
しかも痛みの緩和処置もままならず激痛を伴う
ほぼ死が確実であっても医療は延命を試みるでしょう
緩和処置が十分でなくてもそうするに決まっています
見るに耐えない苦しみに 医師も家族も安楽死の選択を思わないはずがなくとも口にすらできない
色々の事故の頻度・確率をサイトで調べて見ると 確かに低いが他人事に思えるようなものではない
安楽死を考えておくべきは余裕のある終末期のことだけではなく 若者も というより誰でも人として必ず等しく最後の在るべく姿を 人間として生前に構築しておかなければならないのです
事故をしてからでは遅いのです
だからといって事故死の場合には楽しい死に方は通用出来ません
だからこそ生きているうちに楽しく生きるべきだとの人生観が確立できるでしょう
そんなに事故死の確率が高くなくともそうなるでしょう
いつでも安楽死することに悔いない生き方がそう簡単ではないでしょうけれども 唯のポックリ死に憧れるよりも 日頃から楽しく生き いつでも率先して死ねる覚悟を持つことくらいはしましよう
7月の横浜で 日本周産期・新生児医学会が「病気や障害のある赤ちゃんの治療を親が拒んだら医師はどうすべきか」なるシンポジュームを開いた
児童相談所に報告し 親と面談を重ねるしかないとくらいしか答えはないようです
子供が一生苦しむことを恐れる親の医療ネグレクトに対し 児童相談所が親権喪失・停止の措置を取って治療することもあるが 法的措置を取ることは難しく 例は少ないという
切羽詰った余裕もないことも多く 実際は医師の倫理判断に任されるしかないのかもしれません
死生観は多様で 倫理委員会が必要だとするとか 親の意向を尊重するしかないとするとかで 正解はなく 議論を重ねるしかないようだ
老人終末期のことよりもっと難しい現実があることをマイクは見て見ぬふりを出来ません
考えるべきこと 教えられることが多いと思います
「楽しい死」などこれらに比べれば相当寛容に受け入れやすいと思えてなりません


0