終末期の老人の最後の楽しみとして LSDや大麻が役立つのではないかとの思いが当初よりあって このブログに度々書き込んでいます
2013/12/15「ウルグアイの大麻合法化」
2013/2/9 「終末期老人に規制緩和を」
2012/10/25「エロスセンターとLSDも満更ではない」
ウルグアイに続いて 米国コロラド州が今年より大麻を合法化した
嗜好品化することで管理しやすくなると言うのが 規制緩和の理由です
店頭価格は1オンス(約28グラム)当たり400ドル(約4万2千円)〜500ドルで 密売されていた当時の末端価格の4〜5倍の値がついたとある
マイクが死ぬ前に一度は体験したいと思っても 日本では50年後になるでしょう
終末期センターやホスピスに限っての規制緩和も期待できないかも知れません
つまり日本で可能にするには ヤクザやワタミが裏稼業で犯罪行為するのを待たねばなりません
アルゼンチンで流行っている「パコ」にも期待すると このブログ2013/10/21「パコという薬物が 悔いを捨てさせる」にも書き込んでいます
若者にまで麻薬の洞窟としての安楽死センターを勧めることについては難問を伴いますが 先ずはヤクザに任せに先駆けて 終末期安楽死センターを設立し そこで密かに使用することからしか実現しないでしょう
そのセンターにしてもそう簡単ではないことを 次の本が教えてくれる
『潜入 閉鎖病棟―「安心・安全」監視社会の精神病院』柳田勝英 現代書館 (2012/01)
「保護者」の同意がなければ退院できない医療保護入院で潜入した著者の体験ルポ。退院患者の平均入院期間298日、社会的入院が7万人という異常なまでに精神科入院が肥大している日本の精神病院は、恐ろしさと同じか、それ以上に悲しみの場所だった。「うつ病はこころの風邪」と言われ精神科クリニックに行く抵抗感が薄れた今でも、窓もなくマットとトイレだけの閉鎖病棟(保護室)の恐怖は変わらない。医者、看護師との主従関係、閉鎖的な環境など今なお続く精神科医療の問題点に迫る。
その中の言葉に「弱者に対する強者の視点が自らの内にもあることを直視し 人は立場に責任を負わねばならない」と綴っているのが 心に刺さる

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