以前、アジアの若者の出身国を見極めることは「識別不能」に近いことを書きましたが、(右の検索メニューから「識別不可能」で検索して下さい)ネパールから帰るとき、空港前でメインドアが開くのを待っているとき、(ネパールでは保安上の問題で、時間前にはメインドアはロックされていることがあります)若い女性から「いつになったら開くのか?」と英語で聞かれたことがあります。私はてっきり日本人だと思い日本語で返事をしたら、韓国人の女性バイヤーでした。タイのバンコクでシッピング会社で手続きをしているとき、シッピング会社に執拗に値引き交渉をしていたのは香港からやって来ていた若い女性バイヤーでした。チェンマイのナイトマーケットで大きな袋いっぱいの荷物を引きずって歩いていたのは台湾の女性バイヤーでした。
藤原新也の「逍遙遊記 台湾・韓国・香港」
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「ネパールの風にふかれて」の中の「今日の旅本」

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