2008/4/29
みなさん、こんばんは!!
大子はゴールデンウィークになって、たくさんのお客様が観光に訪れています。
みなさんもすでにご存知かとは思いますが、大子には日本3名瀑にもなっている、「袋田の滝」という滝があります。
3名瀑というのは、那智の滝、華厳の滝、と並んでの評価なのですが、この2つの滝は高いところから、一直線に流れ落ちるのに対して、袋田の滝は別名四度の滝といわれるように段々と4段に大きな岩を流れ落ち、その水が白糸のような様を魅せます。
ですから、他の二つとは対照的に繊細でやわらかいイメージなんではないでしょうか?
平安時代の歌人であり僧侶だもあった、『西行法師』はその様を「花もみじ 横縦にして山姫の 錦織り成す 袋田の滝」と詠み、四季折々に美しい姿を見せるこの滝は、4回こなければその本当の美しさはわからないとも言われ、四度の滝の別名は、段々に落ちるさまと、この4回来なければ・・・の4度の意味がかかっているといわれています。
今年の、常陸国YOSAKOI祭りにお出での際は、踊り子の美しさもさながら、この滝もちょっとのぞいてみてくださいね。
おっと、前置きが長くなりましたが・・・
大変遅くなりましたが、今年のプログラムが完成しました。
本当は一週間ほど前には、チームのみなさんにお送りしなければならないのですが、今年は個人的な理由や、公的な理由から・・・? 予定より遅れてしまいました。
今年の参加チーム数と、大子町の中での会場が増えて、かなり複雑な作業になりました。
やっと、作業を終えまして、ホット一安心。
2〜3日のうちには公式HPのほうにも、アップされることと思いますので、楽しみにしていてください。
さて、常陸国YOSAKOI祭りも今年で第5回!!
5回やっても、改善されない部分、スタッフ不足でせっかくの企画が企画倒れになってしまう部分、田舎ならではの問題山積のこの祭りですが、うれしいこともちょっぴりありました。
まず、2日間の延べの参加チームが108チーム。
こんな田舎での開催なのに、こんなにたくさんのチームの方にご参加いただける…
本当に感謝、感謝、うれしい限りです。
参加チームの仕立ててくる、バスの台数・・・全部合わせて約60台!!
こんなたくさんのバスが大子町に集結したことはあったのだろうか?なんて感慨にふけっています。
二つ目が、第1回大会から関わってくれた、地元出身の常盤大学の学生が、今年、後輩を引き連れてきてくれて、各会場でMCを担当してくれることになったということです。
初めてのことなので、失敗の連続かもしれませんが、それでも彼らがやること全部温かく見守ってくださいな。
後輩を引き連れてきてくれた大学生は、最初この祭りでMC担当した時には、彼は大丈夫なんだろうかって、不安に思ったほどでしたが、段々とこの祭りの中で成長していくのが目に見えて…それは自分でも感じたらしくて、今回その経験を後輩達のも感じてもらいたいということから、たくさんの後輩に声を掛けてくれたんですよね。
我々が目指す祭りって、こういうことなんです。
今年はMC担当してくれたみんなや、ボラスタでお手伝いしてくれた若い人たちが、なんかしら感じてくれたら、90%成功じゃないかなって思っちゃいます。
これは、私の中で本当にうれしい出来事です。
三つ目は、コアでスタッフをやってくれてるメンバーが真剣になってくれてるということ。
これまで、誰かの指示なしでは動けなかったスタッフが、今年はほとんど全て自分の担当を見事にこなし、企画を遂行してくれているということ。
みんながそうと言うことではないんですが(笑)・・・1人でも、2人でもそういうスタッフが出来てくれてきたということは、これまた、私の中では、めちゃくちゃうれしい部分です。
こういう、メンバーがこの地域を変える原動力になりうる、そう確信してます。
この3つが、第5回常陸国YOSAKOI祭りを開催するに当り、私が、特にうれしく感じた部分なんです。
もっと、大きなうれしいはたくさんあるんでしょうが、ちっぽけでたいしたことじゃないんだけど、本質に関わるような部分の動きとして、うれしく感じています。
こういう、感動を共有出来るメンバーがいかに多くこの祭りに関わるかが、これからの我々の責任なんじゃないかなって感じます。

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投稿者: staffkasai
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